ソフトを開発しようと思った動機、背景
最近のコンピュータやスマートフォンは動作の速さに加え、操作中のアニメーションも充実しています。このアニメーション処理はユーザに優越感をもたらしてくれます。しかし本来、アニメーション処理はユーザの作業には不必要なもので、端末の処理を無駄に増やしているに過ぎないのです。現在ネット上で多くのフリーソフトが公開されていますが、ユーティリティの多くは以上の考え方に立って、無駄な処理を最低限に抑え、実用性を重視しているように私は感じました。そこで、私は端末を使用したときの満足感を大切にしたいと思い、今回、ビジュアルにこだわったユーティリティを開発しようと思いました。つまり、私は最初から「仮想デスクトップソフト」や「アプリケーションランチャ」を作ろうと思い立ったのではなく、「パソコンをなんかカッコよく使えるようにするソフト」を作りたいと考えました。
開発中に苦労した点
Windowsにおけるビジュアルを操作するので、Windows APIを使うことになるのですが、OSによって挙動が違ってくる点には苦労しました。またノートパソコンの場合は、タッチパッドからの操作にも完全対応させたかったのですが、メーカーによってAPIが公開されていたり、されていなかったりで、多くの方が同じく便利に使えるようにするにはどうすればいいか、いろいろと考えました。
ユーザにお勧めする使い方
本ソフトはデスクトップをスライドにより切り替えますので、各デスクトップにマルチデスクトップ用の壁紙を使用することで、ただ仮想デスクトップを利用するだけでは味わえない優越感に浸れると思います。
パソコンの種類に関しては、デスクトップ型、ノート型のどちらでも便利にお使いいただけるはずです。特にノートパソコンに関しては、いま流行りのUltrabookへ本ソフトを導入することで、かなりカッコよく見えるのではないでしょうか。
また、本ソフトはシングルディスプレイでの使用を想定して作成しましたが、マルチディスプレイユーザの方は、プライマリディスプレイにCockpit(デスクトップ一覧)を表示させつつ、セカンダリディスプレイ上で作業をするなど、少し変わったおもしろい使い方ができるかもしれません。
今後のバージョンアップ予定
基本的にはみなさまからご指摘いただいたバグの修正を少しずつ行っていく予定です。また、もし「こんな風にパソコンを使いたい!」というアイデアがありましたら、ぜひお知らせください。私自身でも何か新しいアイデアが思いつけば、それを搭載していきたいと思います。ただ、もしかすると新規ソフトとして作成・公開するかもしれません。
(kenken)