スキンでカレンダーを“着せ替え”られるだけでなく、複数月のカレンダーや1日/1週間の予定表などを、いわば“モジュール”として追加できるのがユニーク。各スキンで利用できる機能やウィンドウは異なるが、筆者が試した範囲では、別のスキンの“モジュール”も組み込んで、同時に利用できるようだ。ウィンドウの透過率は、マウスオーバ時と通常時とを個別に設定できる。さらに、ウィンドウの位置を固定したり、常に最前面/最背面にしたり、マウスクリックを無効に(【Shift】キーで有効に)したりなど、表示方法や操作方法をさまざまにカスタマイズすることが可能。ユーザの好みに応じて、デスクトップ作業を妨げない表示方法と操作性とを両立させることができる。
「Rainlendar」には、フリーソフト版の「Lite」のほかに、OutlookのスケジュールやGoogle Calendar(Tasks)をはじめとしたオンラインカレンダー/スケジューラとの連携機能などが追加された有償の「Pro」もある。
(坂下 凡平)