プログラムの起動に加え、インターネット検索やブックマーク検索を行うこともできるコマンドラインランチャ。「Launchy」は、アイテム名をキーボードで入力することでプログラムなどを開けるコマンドライン型のランチャ。インクリメンタルサーチ機能を備え、アイテム名の一部を入力すると、一致する候補が絞り込み表示される仕組み。少ない入力ですばやく、簡単に目的のアイテムを開くことができる。カスタマイズ性が高く、スキンで外観を変更することも可能。
大きな特徴のひとつが、スタートメニューに登録されたプログラムを自動的にカタログ化し、「Launchy」のアイテムとして取り込めること。ランチャを利用する上で避けて通れない「アイテムの登録」という面倒な作業を省くことができる。
カタログ化対象のフォルダはユーザが自由に指定することが可能。初期状態では「C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu」(スタートメニューのフォルダ)などが設定されている。カタログ化するファイルの種類もフォルダごとに指定できる。同様に、初期状態ではスタートメニューの「*.lnk」ファイルが設定されているが、「実行可能ファイルも含む」や「ディレクトリも含む」といったオプションを指定することも可能。「ディレクトリも含む」では、ディレクトリの階層を指定することもできる。
プログラムの起動だけでなく、Web検索やブックマーク検索を行えることも特徴のひとつ。Google、Yahoo!、MSDN、Bingなど、各種検索エンジンを利用したインターネット検索を行うことが可能で、いずれかの検索エンジンをデフォルトエンジンに指定しておくと、コマンドラインから直接、検索文字列を入力して、インターネット検索を実行できる。さらには、パソコンに保存されたファイルを検索できるほか、「ファイル名を指定して実行」したり、四則演算を行ったりすることも可能だ(これらの機能はプラグインとして提供されている)。
スキンにも対応する。豊富なデザインの中から気に入ったものを選び、自由に外観を変えて楽しむことができる。