スムーズに動作する、美しく、かっこいいDock型ランチャ。ワンクリックでプログラムを開くことができる。「RocketDock」は、Mac OS XのDockをWindows上で再現したようなランチャ。デスクトップ上のDockからアイテムのアイコンをクリックするだけで、簡単にプログラムを開くことができる。Dockのマウスオーバーでアイテムアイコンが手前に飛び出し、拡大表示されるなど、グラフィックはスマートで美しい。最小化されたウィンドウをDockに格納することも可能。スキンに対応し、好みで外観をカスタマイズできるほか、プラグインで機能拡張することもできる。
アイテムとしてあらかじめ登録されているのは「ごみ箱」「すべてのコントロールパネル項目」「マイドキュメント」「マイピクチャ」「マイミュージック」「ネットワーク」など。アイテムの登録はエクスプローラなどからのドラッグ&ドロップで行うことが可能。アイテムの削除もDockの外へドラッグ&ドロップするだけの簡単な操作で行える。
カスタマイズ性の高さも大きな特徴のひとつ。Dockの表示位置はデスクトップの上/下/左/右端から選択・指定することが可能。照準(常に手前に表示、標準、常に奥に表示)やセンターからの表示位置のずらしも設定できる。アイコンも描画品質や不透過度、サイズ、さらにはマウスオーバー時の拡大設定など、細かな指定を行えるようになっている。
スキンにも対応する。豊富に提供されているスキン(テーマ)から好みのものを選んで利用できる。アイコンラベルの有効/無効やフォント、影の色、輪郭の色、影や輪郭の不透過度などを指定することも可能だ。
さらに「起動中のプログラムウィンドウを最小化した場合、Dockに格納できる」のはユニーク。通常、起動中のプログラムを最小化した場合は、アイコンとしてタスクバーに格納されるが、「ウィンドウをDockへ最小化する」機能を使うと、縮小表示でDockに格納される(タスクバーには格納されない)。同じプログラムで複数のウィンドウを最小化したときなどでも、目的のウィンドウを判別しやすい。
プラグインで機能を拡張することも可能。さまざまなプラグインが提供され、アイテムとして登録することで拡張機能を使えるようになる。