「Neo FileNameModify」は、ファイル/フォルダの名前および拡張子の変更を、簡単な操作で行えるソフト。指定文字列や連番、日時、文字列の変換・置換などのさまざまな方法で、複数ファイルのリネームを一気に実行できる。一度リネームしたファイルの名前を元に戻すことも可能。同じ作者・NJPさんによる「FileNameModify」の後継にあたり、インタフェースがよりわかりやすいものに改善されたほか、「スタートセンター」をはじめとする便利な機能が追加された。処理速度の向上も図られた。

リネーム処理は、

1. 処理したいファイルが含まれるフォルダを指定
2. ファイルリストからリネーム処理の対象となるファイルを指定
3. 変換方法を指定
4. リネームの実行

リネームは多彩な方法で行える。用意された方法は、

• 指定文字列と連番を組み合わせる「連番」
• 日時（更新日時、作成日時、アクセス日時、撮影日時）を使用する「日時」
• 指定位置に文字列を追加または削除する「文字列の追加と削除」
• 文字列の大文字←→小文字変換を行う「文字列の変換」
• 指定した文字列を置換する「文字列の置換」
• 拡張子の大文字←→小文字変換や文字列の変更を行う「拡張子の変更」

リネームの実行時にファイルをコピーしたり、移動したりすることも可能。コピー先/移動先のフォルダには、撮影日時やカメラの機種名を設定することができ、「大量の写真を撮影日時ごとにフォルダ分けする」といったことも簡単に行える。

一度変更したファイル名を元に戻すことも可能。リネームの処理内容がログに保存されるようになっており、ログを利用して復元を行うことができる。ログを使った復元のため、リネーム処理後に「Neo FileNameModify」を終了したあとや、あるいは直前に行った処理でなくても、元のファイル名に復元することが可能。復元処理はウィザードで行える。

そのほかにも、

• デジカメ写真のリネームに特化した「写真名変更ウィザード」
• 起動時にメニュー画面でよく使う処理を選択できる「Neo FileNameModify スタートセンター」