「ごみ箱」内のファイル/フォルダ(アイテム)の自動削除を可能にするソフト。複数のWindowsの「ごみ箱」を管理し、不要アイテムを一括削除することもできる。「RecycleBinEx」は、Windowsの「ごみ箱」機能を拡張し、不要アイテムの整理をより簡単に行えるようにしてくれるソフト。「ごみ箱」内のアイテムを、削除されてからの経過日数で並べ替えてリスト表示することができ、一定の日数が経過したアイテムだけを選択して、すばやく(ごみ箱から)削除できる。さらに、特定の文字列が含まれるアイテムをフィルタリングして、削除することも可能。「ごみ箱」のコンテキスト(右クリック)メニューも拡張され、作業効率を向上させてくれる。
起動すると、「ごみ箱」内のアイテムがリストに一覧表示される。リストの詳細表示項目には「名前」「元の場所」「削除した日時」「ファイルサイズ」「物理ドライブ」があり、任意の項目を基準にアイテムを並べ替えることができる。
使い方は簡単。例えば、経過日数でアイテムを選択・削除するには、
- 「Select All」の(プルダウン)メニューで経過日数を指定
- 「Delete(削除)」を実行
だけでよい。メニューで選択できる経過日数は、2日前、7日前、15日前、1ヵ月前、2ヵ月前、3ヵ月前の6種類。経過日数を指定すると、該当するアイテムが一括で選択される仕組み。「ごみ箱」に捨てられてから一定日数が経過したものを、まとめて削除できる。「ごみ箱」内のアイテムをフィルタリングすることも可能。テキストボックスに文字列を入力することで、当該文字列を含むアイテムが抽出表示され、すばやく処理を実行できる。インクリメンタルサーチに対応し、ユーザが文字列を入力するごとに、対象が絞り込まれてゆく。
複数のWindowsがインストールされたマルチブート環境にも対応する。例えば、Windows 7とWindows XPがインストールされており、現在、Windows 7の環境を使用している場合でも、Windows XPの「ごみ箱」内アイテムをリスト表示し、不要なものを削除することが可能だ。
設定により、Windowsの起動とともに「RecycleBinEx」を起動したり、「ごみ箱」に捨てられてから指定日数を経過したアイテムを自動削除したりすることも可能。さらに、Windowsのジャンプリストへの表示やコマンドラインからの起動などにも対応し、さまざまな方法で「ごみ箱」を管理できる。