多彩な形式のファイルを閲覧することが可能なマルチファイルビューア。「i.e.Viewer Lite」は、テキスト、画像、PDF、Microsoft Office文書など、さまざまな形式のファイルを一括で管理・閲覧できるソフト。ショートカット機能やファイル形式(拡張子)によるフィルタ機能、検索機能などを備え、目的のファイルにすばやくアクセスできる。対応するのは、
- テキスト(TXT)
- 画像(JPEG/GIF)
- HTML(HTM/HTML)
- Microsoft Office文書(DOC/XLS/PPT)
- Microsoft Visio(VSD)
- PDF(PDF)
各形式のファイル(Microsoft Office文書、Microsoft Visio、PDFファイルを閲覧するには別途、対応アプリケーションが必要)。メイン画面は、左側上部にドライブ/フォルダツリー、左側下部にファイルリスト、右側にビューア部が配置された3ペイン構成。ユーザがファイルリストで選択したファイルが、ビューア部に表示される仕組み。ビューア部にはIEのレンダリングエンジンが採用され、テキスト、画像、HTMLの各ファイルではIEのコンテキスト(右クリック)メニューを使用できる。ネットワークドライブにも対応する。
Microsoft Office文書やMicrosoft Visioのデータ、PDFファイルでは、Word/Excel/PowerPoint、Visio、Adobe Readerを利用して、ファイルの内容が表示される。対応形式以外のファイルを選択した場合は、関連付けされたアプリケーションが起動して、別ウィンドウで開かれる。
ファイルへのアクセスを容易にするためのショートカット機能も搭載する。最大20個までのフォルダを登録することができ、プルダウンメニューからすばやく目的のファイルにアクセスできるようになる。さらに、ファイルリストに表示されたアイテムをフィルタリングすることも可能。必要な形式のものだけを表示させることで、目的のファイルを探しやすくなる。
ファイルの検索機能も用意されている。ユーザの指定したフォルダを対象に、特定の文字列が含まれるファイルを検索することができる。サブフォルダを検索対象に含めたり、ファイル名の指定にワイルドカードを利用したりすることも可能。条件にマッチしたファイルは検索画面の下部にリスト表示され、リストでファイルを選択することにより、即座にビューアに表示される。
そのほか、ファイルの印刷機能、ファイルの閲覧履歴機能などを備えている。