「プログラム、ドライバ、Windowsサービスをまとめて管理できるソフト」といっても、うまくイメージできないかもしれないが、- 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」→「プログラムと機能」(Windows 7の場合)の機能を、アプリケーションだけでなく、ドライバやサービス、Windows Updateまで拡張したもの
と考えればよい。拡張しただけでなく、より操作しやすくなっているのも特徴。海外製のソフトで、日本語化はされていないが、英語のままでも使いやすい。個人的に便利だと感じたのは、リストの部分一致と複数プログラムの連続アンインストールだ。こういう原稿を書かせてもらっていると、相当数のアプリケーションをインストールすることになり、定期的に整理しなければならない。これが大した手間ではないように思えて、実はなかなか面倒。消してもよいアプリケーションをさっと探してアンインストールできるのは、かなり便利だ。
「Comodo Programs Manager」導入後にインストールしたソフトに限られるが、ソフトの監視と再インストーラ化機能もおもしろい。「マルウェアのインストールを防ぐ」というのは、セキュリティ対策ソフトを作っているメーカーならではだろうし、インストールオプションを再現した形での再インストーラ化は、複数環境へのインストールあるいはバックアップの意味でも、かなり使える機能だと感じた。
(土屋 佳彦)