「パズルペイント2・プレミアムフリー」を使ってパズル解く最大のメリットは、なんといっても「試行錯誤が手軽（？）」なこと。好きな地点まで自由に遡れる履歴機能を使うことで、紙と鉛筆を使った場合と比べて、遙かに楽に解答をやり直すことができる。補助線を引いたり、文字に色をつけたりといった、思考を手助けしてくれる機能が充実しているのもうれしい。もちろん、消しゴムや鉛筆を使わないので、手が汚れることもない。

専用のクロスワード辞書が用意されているのも、行き詰まったときなどには助かる。辞書には標準で30万語を超える語彙が収録され、マス目に配置された文字と文字数をもとに、該当する言葉を高速で検索してくれる。ただし、これを解答に利用するのはある意味禁じ手で、多用するとパズルを解く楽しさが失われてしまう可能性がある。辞書機能はむしろ、パズルを解くときよりも、作成するときに威力を発揮するソフトと考えた方がよい。

※「ペンシルパズル」は、株式会社ニコリの登録商標です。