50種類以上の形式に対応した解凍(展開)ソフト。インストーラで利用される実行ファイルやCD-ROMのイメージファイルなどを解凍することも可能。「Universal Extractor」は、さまざまな形式のアーカイブ(書庫)ファイルやインストール用パッケージなどを展開し、元の状態に復元することができる解凍専用ソフト。対応するアーカイブ形式は多彩。ZIP/LZH/7Z/RAR/TARなどのほか、ISO/BIN/IMGといったイメージファイルやEXE/CAB/MSIなどのインストール形式ファイルを解凍することも可能。多言語に対応し、(Universal Extractorの)インストールを実行した時点で日本語ランゲージファイルが適用されるため、インストール直後から日本語で利用できる。
使い方は簡単。解凍したいファイルと解凍先のフォルダを指定するだけでよい。解凍対象ファイルのアーカイブ形式は自動的に判別される。対象のファイルや解凍先のフォルダはダイアログで指定するか、ドロップダウンリストの履歴から選択できるようになっている。
通常のアプリケーションとして利用できるほか、エクスプローラなどのコンテキスト(右クリック)メニューから利用することも可能。「解凍」「ここに解凍」「フォルダに解凍」から操作を選択できる。
- 解凍──アプリケーションとして実行した場合と同じように画面が表示され、解凍が実行される。対象ファイルと解凍先は、アーカイブファイルのあるフォルダが自動的にセットされる
- ここに解凍──画面を表示せず、アーカイブファイルがあるフォルダに解凍が行われる。同名ファイルが存在する場合は、上書きする/しない、別名で保存(末尾に番号をつける)などを選べる
- フォルダに解凍──アーカイブファイルのあるフォルダ内にサブフォルダが作成され、そこに解凍される
オプションでは、使用するランゲージファイルを選択できるほか、- アーカイブの履歴(ログ)作成
- 重複ファイルの削除
- 一時ファイルの削除
- 欠落した拡張子の追加
などを指定できる。