スピード感満点の3Dアクションゲーム。テクノサウンドに乗りながら、電脳空間の迷路を高速で駆け抜けよう。一人称視点の視界とエフェクトによるスピード感が魅力
「デジタルダイブ」は、電脳空間の市街を高速で立体的に移動しながらゴールを目指す、一人称視点の3Dアクションゲーム。特殊パネルを利用した大ジャンプやダッシュを上手に使い、迷路のようなステージを跳び移りながら駆け抜けよう。
ゲームの内容は一人称視点型のタイムアタックゲーム。ゴールインのタイムによってEからSSSまでのランクで成績が判定される。ステージは、空中に浮かぶ構造物でできた迷路のようになっており、足場から足場へと跳び移りながら駆け抜けなくてはならない。しかも足場となる構造物には(固定されたものだけでなく)一定の速度とパターンで移動を繰り返すものがあり、タイミングを合わせて跳び移らないと落ちてしまう。
ただし、足場から落ちても時間のロス以外のペナルティはない。下に床がある場合はそこから続けることができる。床のない場所でも、海面まで落ちたあとに落ちた場所に応じたリスタート地点から再開できるようになっている。
FPSをプレイしたことがある人には馴染みやすい
操作は、シューティング系の一人称視点ゲーム(FPS:First Person shooter)とほぼ同じ。キーボードとマウスを併用して操作する。【W】/【S】/【A】/【D】キーで前後左右に移動し、スペースキーでジャンプ。視点の移動はマウスで行う。一般的なFPSと同様、マウスカーソルは画面中央に固定される。ジャンプ中、壁に触れた状態で再度スペースキーを押すと「壁ジャンプ」となり、より高いところまで跳び上ることが可能。いわば壁を使った二段ジャンプだ。
ステージによっては、周囲が赤く縁取られたオブジェクトが登場することがある。一定以上近づいて、オブジェクトの中央に照準(マウスカーソル)を合わせると、照準が赤くなる。この状態でマウスボタンを左クリックすると「ワープアタック」が発動し、オブジェクトの場所まで一気に突進することが可能。右クリックは「緊急着地」。ジャンプ中にクリックすることで高速で落下し、一気に床まで下りることができる。足場にピタリと着地したいときなどに活用しよう。
ステージ上の特殊パネルを上手に使い、ゴールまで駆け抜けよう
ステージ上には2種類の特殊パネルも登場する。ステージ上のいたる場所に設置され、ゲームの重要な要素になっているのが「ダッシュパネル」。ダッシュパネルを踏むと、自機が一時的に加速される(ダッシュ)。さらに、次に進むルートを示す役割も果たし、パネルを踏むことで、自機の正面を次に向かうべき方向に向けることができる。可能な限りダッシュパネルを踏み続けてゆくことでタイムを稼ぐことができ、ルートをミスする心配もなくなる。次に向かうべきルートは、ステージ上の所々に表示された矢印でも知ることができる。
さらにダッシュパネルを踏み、ダッシュ中に壁に触れたまま進むと「壁走り」となる。ダッシュの減速が少し遅くなるため、ベストタイムを狙うには重要なテクニックだ。
もうひとつの特殊パネルは円形の「ジャンプパネル」。踏むと大ジャンプして、通常では届かない高い場所に移動することができる。ただし、大ジャンプ中に壁ジャンプすることはできない。