頭に浮かんだアイデアを手軽に、すばやく記録できるメモソフト。外部のテキストをクリップすることも可能。「CintaNotes」は、複数のメモを一括管理できる、常駐型のメモソフト。ユーザが作成するメモ(ノート)に加え、Webサイトやさまざまな文書中のテキストを、簡単な操作でクリップすることが可能。ノートにタグ付けをして分類・管理したり、ノートを検索したりすることもできる。
メイン画面には、保存してあるノートがプレビューで一覧表示される。ノートの新規作成または既存ノートのダブルクリックでエディタが開き、編集できるようになる。ノートには、本文とは別にタイトルを付けることが可能。切り取りやコピー、貼り付け、削除といった基本的な編集操作を行うことができ、Undo/Redo機能も用意されている。ノート内にURLをクリッカブルリンクとして記述することも可能だ。
特徴のひとつが、WebサイトやPDF、ワープロなどの外部文書のテキストを簡単にクリップできること。クリップしたい文字列を選択状態にした上で、【Ctrl】+【F12】キー(初期状態)を押すと、選択文字列がノートとして取り込まれる。アプリケーション名やタイトルバーから、ノートのタイトルを自動で付けることもできる。コピー元がWebページの場合はURLがリンクとして登録され、ノートから当該ページを開けるようになる。
元文書の文字列をクリップボードにコピーした場合は、コンテキスト(右クリック)メニューの「貼り付け」(【Ctrl】+【V】)で、ノートとして登録することも可能。さらに、元文書からエディタ画面へのドラッグ&ドロップでも、ノートに追加できるようになっている。
ノートはタグで分類することが可能。ノートには複数のタグを定義できる。タグを定義すると、メイン画面左側にタグが表示され、ユーザがタグを選択すると、該当するノートだけが抽出表示される仕組み。検索機能もあり、検索窓からすばやく目的のノートを探し出すことができる。検索のターゲットは「テキストとタイトル」「テキストのみ」「タイトルのみ」「日時」「リンク」「タグ」「すべて」から選べる。
そのほか、フォントやプレビューの表示行数の指定、テーマカラーの変更、キーカスタマイズなどを行うことも可能。テキストクリップ時にもメイン画面を表示せず(初期状態ではメイン画面が表示される)、タスクトレイのバルーンでの通知だけにするオプションもある。