SSDや2TB以上の大容量ハードディスク/ボリュームにも対応した、“定番”パーティション操作ソフト「LB パーティションワークス」の新バージョン。「LB パーティションワークス」は、ハードディスクの情報をグラフィカルな表示で確認しながら、対話形式でパーティション操作を行えるソフト。ハードディスク上にパーティションを作成したり、既存パーティションをコピーしたり、削除・結合・バックアップなどを行ったりできる。新バージョン「14」では、SSDや2TB以上のディスク、GPTディスクに対応したほか、AFT(Advanced Format Technology)にも対応。さらに、SSD/AFTの利用時にパフォーマンスの低下を防ぐ「パーティションアライメント」機能も追加された。64bit版Windowsにも完全対応した。
操作はウィザード形式で行える。設定をいったん保存したのち、「適用」を実行することで、実際に処理が行われる仕組み。設定に問題がないかを事前に十分チェックすることができる。実行できるパーティション操作は、
- 基本的なパーティション操作タスク
- 高度なパーティション操作タスク
- コピータスク
- バックアップ/復元タスク
の四つに大きく分けられている。「基本的なパーティション操作タスク」では、パーティションの作成、削除、フォーマットといった最も基本的な操作を行える。「高度なパーティション操作タスク」では、分割されたパーティションを結合したり、パーティション内にある空き領域を他のパーティションに移動したりできるほか、パーティションの大きさを変更したり、削除してしまったパーティションを復元したりといった操作も可能。より高度な作業を行える。
「コピータスク」では、ハードディスク(物理ドライブ)単位またはパーティション単位でコピーを行うことが可能。「バックアップ/復元タスク」では、バックアップイメージでコピー/復元を行える。さらに任意のハードディスク/パーティションを組み合わせて、まとめてバックアップしたり、CD/DVD/Blu-ray Discに書き込んだりすることもできる。
そのほかにも、
- パーティションの移動
- バックアップイメージの参照やイメージからのファイルの抽出
- ファイルシステムの変換
- パーティションタイプ(基本/論理)の変換
- パーティションの非表示
- ラベルやドライブ文字の割り当て
- ファイルシステムの整合性チェック
- リカバリーメディアの作成
- (パーティション操作が記録された)ログの参照
など、多彩な機能を備えている。ハードディスクはIDE/EIDE、SATA、SCSI、USB、IEEE 1394といった主要な接続方式に対応。ファイルシステムはFAT16/32、NTFS、ext2/ext3などに対応する。CD起動時の環境は、従来のWindows PE 2.1からWindows PE 3.0にアップデートされた。