「BroadFiler」は、2階層型タブを採用することで、フォルダへの効率的なアクセスを実現したファイル管理ソフト。基本的な画面レイアウトは、左側にフォルダツリー、右側は当該フォルダの内容が一覧表示される2ペイン構成。右ペインは、さらにサブフォルダツリーとフォルダ一覧とに分わかれる。この状態から右ペインを分割し、二つのフォルダ（タブ）を同時に表示させることも可能。レイアウトの自由度が高く、異なるフォルダを表示させながらの作業も容易に行える。

ドライブの選択は、ツールボタンで簡単に行うことができる。Windowsフォルダ、インターネット一時ファイルや最近使ったファイルなどの「特殊フォルダ」も、サブメニューからすばやく呼び出すことが可能。パスを入力して目的のフォルダに直接アクセスできるアドレスバーや、部分一致や完全一致、絞り込みも指定できるファイル検索機能なども備える。

フォルダのタブは、いくつかの「グループタブ」にまとめて管理することが可能。「利用するアプリケーションや業務の内容に応じてグループを作成し、それぞれのグループに関連するタブを登録する」といった使い方ができる。

フォルダやグループを「お気に入り」に登録しておけば、よく利用するフォルダをまとめて一気に開くことも可能。デフォルトで開くグループを登録することにより、「BroadFiler」の起動と同時にフォルダが開くようになる（デフォルトで開くグループは、複数を登録できる）。