ハードディスク内のフォルダ/ファイルの使用状況を円形チャートで表示してくれるソフト。フォルダ別の使用率を直感的につかむことができる。「Disk Space Fan Pro」は、ハードディスクの使用状況を視覚的に“表現”する統計情報ソフト。各ドライブの総容量や使用量、空き領域を円形チャートで表示してくれるほか、ドライブのスキャンを実行することにより、より詳しい情報を得ることもできる。チャート上のクリックで表示対象をサブフォルダに切り替えたり、オンマウスで指定フォルダの情報を表示させたりすることも可能。スキャン結果は自動的に保存され、前回のスキャン結果を呼び出して確認することもできる。
スキャンを実行すると、フォルダごとの使用状況がメイン画面左側のフォルダ一覧と、右側の円形チャートに表示される。フォルダ一覧のラベルと円形チャートの各領域は同じ色で塗り分けられ、「各フォルダの使用量・使用率はどの程度か」を数値的にも視覚的にも把握しやすい。
円形チャートは、バウムクーヘンのような年輪型で一見、鶏頭図のようにも見える。サブフォルダが含まれる場合は、その分だけ年輪の層が増える仕組み。フォルダ階層が深くなるほど、扇型(年輪の一部)が外へと伸びてゆく。扇形の部分をクリックすると、その階層に「入る(フォルダを開く)」ことになり、当該フォルダの内容が新たに円形チャートで表示される。フォルダの階層をどんどん降りながら、サブフォルダの状態を詳しくチェックすることが可能だ。メイン画面左側のフォルダ一覧をクリックして下位フォルダに移動したり、円形チャート中央をクリックして上位フォルダに戻ったりすることも可能。ツールボタンを使って前後の画面へ移動することもできる。
チャートの扇型部分をマウスでポイントすると、ツールチップがポップアップし、フォルダ/ファイルのパスや含まれるファイルの数、容量などが表示される。ファイルが画像の場合は、ツールチップのほかにサムネイルも表示される。
フィルタ機能を使って、画面の表示対象を絞り込むことも可能。「Video」「Audio」「Image」などのフィルタがあらかじめ設定され、該当するファイルに簡単に絞り込むことができる。ユーザがフィルタのファイル形式(拡張子)を編集したり、新たなフィルタ設定を追加したりすることも可能だ。
そのほか、
- 重複ファイルの検出・削除機能
- ファイル名や拡張子の検索結果の一覧表示機能
などもある。