ネットサーフィン中に見つけた画像を、その場でスマートに保存できるソフト。画像のURLを変換し、保存先フォルダを自動生成してくれる。「掘れリス君」は、Internet Explorerで表示されているページの画像を、拡張されたコンテキスト(右クリック)メニューから保存できるようにするソフト。画像のURLにもとづいて保存先フォルダが生成されるため、画像入手元のURLがひと目でわかるのはもちろん、保存時にユーザがフォルダを指定する必要もない。例えば「001.jpg」といった、よくある名前の画像ファイルでも、サイトやディレクトリが異なれば別々に保存され、「同名のファイルを間違って上書きしてしまった」というような失敗も起こらない。
使用する前には、画像ファイル保存時のルートとなる「基準フォルダ」を設定する。インストールしたプログラム(設定画面)を起動し、「基準フォルダ(地表)を設定」ボタンをクリックして、ツリーで好みのフォルダを指定すればよい。基準フォルダの設定後に「IEの右クリックに『掘れリス君』を登録」ボタンをクリックすると、IEのコンテキストメニューに「『掘れリス君』で画像を保存」が追加され、IEでのブラウズ中に画像(とIEが判断しているもの)を右クリックすれば、いつでも保存できるようになる。
例えばC:\work\を基準フォルダに設定し、「掘れリス君」でhttps://www.vector.co.jp/magazine/softnews/110429/images/n11042911a.gifの画像を保存すると、C:\work\www.vector.co.jp\magazine\softnews\110429\images\フォルダが作成されて、このフォルダにn11042911a.gifが保存される仕組み。同じ保存先に同名ファイルがある場合は、上書きするかどうかの確認メッセージが表示されるようになっている。
設定画面には「IEの右クリックから『掘れリス君』を削除」ボタンも用意されている。