ソフトを開発しようと思った動機、背景
日ごろからソフトを起動・終了することが多い私は、「スタートメニューを使わず、すばやくアクセスできるソフトがほしい」と感じていました。最初は、マウスカーソルの位置にメニューが表示されるソフトがあれば、それで済ませようと思っていました。しかし、開発環境があるので、自分の感性に合うものを作って公開しようとしたのが事のはじまりです。オンラインソフトの「機能を探す」から「使い方を探す」に貢献できればと思います。開発中に苦労した点
設定項目を少なくするために、どの機能を盛り込むか悩みました。設定を行えないために不便になっても困りますが、最低限の設定項目のみ画面に用意することで、使用に抵抗感を与えないよう努めました。
また、1台のパソコンを複数のユーザが使う場合の動作を共有か個別かで迷いました。結局、まずは自分に合うものということで、ひとりを想定して共有する仕様になっています。つまり、どのユーザから起動しても同じメニューが表示されます。インストールやセキュリティを工夫すれば、ユーザ別に使い分けることもできますし、設定ファイルに拡張された設定項目も用意されています。
最後はパフォーマンスです。階層の表示にストレスがないよう、すべてのアイテムを一気に読み込み、展開後はすばやく操作できるように意識しました。
ユーザにお勧めする使い方
「メニューの起点フォルダ」にファイルやフォルダを置くことでメニューに表示されますが、一度置くとなかなか変更しないので、フォルダ整理が使いやすさの決め手かと思われます。慣れた人は、DOSバッチやスクリプトも登録すると、活用の幅が広がると思います。重要なファイルは暗号化したり、セキュリティ設定で安全を確保したりできます。設定画面には必要な項目を表示させていますので、使いやすい設定でお使いください。
今後のバージョンアップ予定
今後の更新予定は以下の通りです。
- メニューアイテムの登録方法を改善します
- メニューアイテムの実行の種類を選択できるようにします
- メニュー処理を改善します
- いまの設定画面とは別で、より細かい設定値の変更を用意します
(magway)