指定の日時になったり、時間が経過したりしたことを、メッセージやメールなどで教えてくれるアラームソフト。アラーム機能だけでなく、ニュースや天気予報の表示、電源の管理など、多彩な機能を備えている。「Timer and Time Alarm」は、指定の時刻や時間の経過を通知する機能を中心に、さまざまな便利な機能が追加された“アラーム・アプリケーション統合ツール”。搭載されたアラーム機能は、
- 一定時間後に通知する「Timer Alarm」
- 指定時刻を通知する「System time Alarm」
- 指定時刻の前にパソコンを起動してから通知する「Morning call Alarm」
- 日付(1年以内)と時刻を指定できる「Pinpoint Alarm」
- 1週間以内の指定した曜日に通知する「Once week Alarm」
の5種類。各アラームは個別の画面で設定でき、機能ごとに複数の設定を登録できるようになっている。通知方法は「メッセージボックスの表示(Massage Box)」「サウンドでの通知(Wave alarm)」「メール送信(Mail alarm)」のいずれかから選択・設定することが可能。アラームの種類や通知方法により、一度だけ通知のものと繰り返し通知を選べるものとがある。実際に使用する前には、メールサーバの設定を登録し、さらに「ユーザ作成」で個人用設定の保存場所を指定しておく。アラームを登録する際は、ユーザ設定用のファイルを選択してから設定を行う。
アラーム機能以外にも便利な機能が用意されている。設定画面には「Power Controller」「漢字読み方/カウンター」「アプリケーション」の各タブが用意され、数多くの機能を利用できるようになっている。「Power Controller」にまとめられているのは、パソコンのシャットダウンやスタンバイなど、主に電源に関する機能。「モニタの電源を切る」「スタンバイ」「休止状態」「ログオフ」「再起動」「電源を切る」の6種類の機能を利用できる。
「漢字読み方/カウンター」はその名の通り、漢字の読み方を教えてくれたり、カウントをしてくれたりするもの。「漢字読み方」は、テキストボックスに漢字を入力してボタンをクリックすると、読み方が表示される。「カウンター」は、ボタンをクリックするたびに数値のカウントダウン(またはカウントアップ)が行われる。初期値はユーザが任意の値を指定できる。
「アプリケーション」では、
- ポップアップ風の広告を表示する「CM Receiver」
- インターネットで注目の商品を一覧表示し、注文ページに移動できる「HomePage Launcher」
- パスワード生成機能
- ファイルバックアップ機能
- 付箋風メモソフト
- メモ機能付きカレンダー
- 電子メールソフト「Mail Barrier」
を利用できる。「Mail Barrier」では、メールの送受信を「Mail Barrier」同士のみに限定したり、ホワイトリストに登録したメールまでを許可したりなど、保護レベルを指定することが可能。迷惑メールをシャットアウトできる。