アプリケーションへの日本語入力時に、言語バーをキャレット付近に移動してくれるソフト。「言語バー空気読め」は、日本語入力のON/OFFや入力モードを確認しやすくするため、キャレットの近くに言語バーを表示する常駐型ユーティリティ。一定時間経過後は、入力の邪魔にならないよう、ウィンドウ外に待避させる。移動・待避動作をさせたくないアプリケーションは、動作の対象外とすることもできる。
常駐時は、デスクトップ上にフロート表示している言語バーを、アクティブウィンドウに追随させ、入力モードなどの確認を容易にする。最初はキャレットの付近(右下)に表示され、入力しようとするときの視線移動を最小限に抑える。しばらくするとウィンドウの左上に移動するため、文字入力の妨げにならない。
アプリケーションによっては、そのままでは言語バーの追随がうまくいかないものもあるが、ウィンドウクラスを指定することで、追随動作を行わせることが可能。「言語バー空気読め」のタスクトレイアイコンをクリックすると、フォーカスのあるウィンドウクラスが表示される。ユーザは、表示内容を参考に「edit.txt」(「言語バー空気読め」のアーカイブに含まれる)にウィンドウクラスを記述すればよい。逆に追随動作をさせたくないアプリケーションは、「notedit.txt」に記述することで、動作の対象外にできるようになっている。
「言語バー空気読め」は、言語バーに対して動作する。例えば、「ATOK」の独自パレットは動作対象にならない。「ATOK」ユーザが使う場合は、「ATOK」の設定を変更して、言語バーから「ATOK」を利用するようにすればよい。