マルチアカウントやプロキシにも対応した、Gmail用のメールチェッカ。難しい設定は不要。ウィザードにしたがってアカウントとパスワードを設定するだけで、すぐに使いはじめられる。「GmailChecker 2 - 月光 -」はその名の通り、Gmail(Googleが提供するフリーメールサービス)用の新着メールチェックソフト。タスクトレイに常駐し、新着メールの到着を通知してくれる。Webブラウザを開くことなく、専用画面でメールを閲覧することも可能。Google Appsに対応し、Google Appsが採用された他のメールサービスでも利用することができる。「GmailChecker」のリニューアル版にあたり、登録できるアカウント数がほぼ無制限になった。
使用するための設定は、初回起動時に表示されるウィザードで簡単に行える(通常、最低限設定しなければならないのはアカウントとパスワードだけ)。メールのチェック間隔は、1分から60分の間で分単位で指定することが可能。新着メールの通知方法はバルーンまたはポップアップウィンドウから選択することができ、サウンドを再生させたり、外部プログラムを起動させたりもできる。
バルーンやポップアップウィンドウをクリックしたときの動作は「メッセージ一覧の表示」「受信トレイをブラウザで表示」のいずれかから選択することが可能。「メッセージ一覧の表示」の場合は、ブラウザを開くことなく、内蔵のメッセージ一覧ウィンドウで未読メールを閲覧できる。「受信トレイをブラウザで表示」の場合は、ブラウザでGmailの受信トレイを開き、通常通りにメールを操作することが可能。ログインなどは自動的に行われ、ユーザが操作する必要はない。使用するブラウザも自由に設定できる。
タスクトレイアイコンをダブルクリックしたときの動作は「メインコンソールの表示」「受信トレイの表示」「メールチェック」から選択することが可能。「メインコンソールの表示」では、メールの受信のほか、メールの一覧や受信トレイの表示、設定画面の呼び出しなども行える。
登録できるアカウントの数はほぼ無制限。メールを自動チェックする必要がないアカウントは「このアカウントを使用しない」を設定しておけば、チェック対象から外すことができる。自動チェックの対象から外したアカウントも、タスクトレイメニューなどから手動でメールチェックを行うことは可能だ。