データ領域を含めてファイル/フォルダを完全に削除し、復元不可能にする
エクスプローラなどでファイルを削除し、「ごみ箱を空にする」を実行しても、完全にデータが削除されるわけではありません。「ごみ箱を空にする」では、削除したファイルに割り当てられていたデータ領域の利用を、OS(Windows)が許可するようになるだけで、データはハードディスク上に残っています。残っているデータは、別のデータにより上書きされれば消滅しますが、復元される危険性をはらんでいます。
「File Shredder」を利用してファイルを削除すれば、削除したファイルのデータ領域にほかのデータを上書きして、復元できない状態にしてくれます。
エクスプローラに似たルックスを持ち、違和感なく利用できます。「File Shredder」のウィンドウ内に削除したいファイル/フォルダをドラッグ&ドロップし、「Shred Files Now」ボタンを押すと、そのファイル/フォルダは完全に削除されます。
「File Shredder」をインストールすると、デフォルトでエクスプローラやマイコンピュータのコンテキスト(右クリック)メニューに「File Shredder」が追加されるので、削除したいファイルを選択して右クリックし、「File Shredder」→「Secure delete files」の順に選択しても、完全に削除できます。
ファイル削除のアルゴリズムは、Simple One Pass、Simple Two Pass、DoD 5220-22.M、Secure earsing algorithm with 7 passes、Guttman algorithm 35 passesから選択できます。
「File Shredder」を利用する以前に削除したファイルのデータ領域は、ハードディスク上に残っている可能性があります。そのデータ領域を完全に削除するには、画面左の「Shred Free Disk Space」をクリックし、対象とするドライブとアルゴリズムを指定して実行します。
ソフト名: | File Shredder |
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動作OS: | Windows 10/8/7/Vista/XP/2000/NT |
機種: | IBM-PC |
種類: | GPL |
作者: | File Shredder |