ドップラー効果+ホイヘンスの原理
ドップラー効果 「DOPPLI」 DOPPLID.EXE
機能限定版:(1)起動数分後で使用できなくなる。
波源が移動しながら波を出すときの、波長や振動数の変化を調べます。この他に、2波源の干渉、ホイヘンスの原理による円形波、平面波、屈折、反射などを取り扱います。
*使用法
縦のスクロールバーで、波源の速度や波長を設定してください。メニュー波のタイプでドップラー効果、平面波、屈折などを選んで下さい。
このあと、ボタン「開始」を押すと運動が始まります。途中で止めるには、ボタン「停止」を、停止後再び続けるには、ボタン「再開」を押します。横のスクロールバーをクリックして表示速度を変化させます。また、少しずつ運動を進めたい場合は「駒送り」を押して下さい。
ウィンドウズ上でいくつか並べて表示することもできます。
*現象例
音や水波で、波源が静止した状態で振動数fの波を送り出すとき、波の波面は円状に広がり、波源を中心として半径が波長λずつ異なる同心円となります。
これに対し、波源が移動して静止した観測が波を観察すると、fと異なった振動数が観測されます。この現象を、ドップラー効果といいます。
これは、発生した波は円形波となりますが、波源の移動にともなって円の中心がずれるため、波面と波面の間隔、すなわち波長が変化することで、元の振動数と異なった振動数となるためです。これを、画面上で確認してください。
【本の紹介】
このプログラムは
「Windowsで知る音声と運動の実験室」CD−ROM付き
(森北出版:1996年2/18刊行予定) 北村俊樹 著
の中の一つです。この本は、Windows3.1とWindows95の物理用プログラムを扱っており、
(1)サウンドカードを使っての音声計測・分析・合成
(2)動き(運動)のある物理シミュレーションプログラム
が含まれています。