アマチュア無線コンテスト用(Zlog/CT/TR対応)のQSL印刷プログラム
<CQSLの概要>
zLOG・CLOG・CT・TRなどのコンテストロギングソフトのデータから、何も考えずにQSLカードを発行するのが目的のソフトです。
基本形は,無地の(転送枠のみ印刷済みを想定)カードに横書きで交信データを印刷します。同一局の複数の交信データは、最大5QSOまで1枚のカードに印刷します。転送枠には、相手コールのボディーを6文字まで印刷します。(移動局の場合、移動地がボディーの前にあっても後ろにあっても、ボディーを自動的に判別します。)
印刷は、JARL発送に必要な順番にソートされます。(DX局は、単純に数字・アルファベット順。国内局は、DX局の後にコールエリア順・2文字コール優先・1エリアは「J*」コールの後に「7*」のようにソートします。)ソートは、昇順・降順が選べます。
今回、新たにデータ枠印刷済みのカードにデータのみを印刷するモードを追加しました。既製のカードや、仲間と一緒に作ったカードに対応します。ただし、相手コール(TO RADIO欄)以外のデータは、1行にしか印刷できません。自局のデータなど固定の内容は、データ行以外に自由に設定できます。(このモードについては、まだ十分な検証が出来ていないのでβ版扱いです。)
プログラムは、コンテストログ(テキストファイル)からデータを抽出して印刷順にソートする「CQSLv1」(中間ファイル「***.QSL」を生成。)、中間ファイルから無地カードに印刷する「CQSLv2」、中間ファイルからデータ枠印刷済みカードに印刷する「CQSLv2F」と、これらを連携するメニュー「CQSLmenu」から成り立っています。(実際には、CQSLv2/CQSLv2FはそれぞれA/Bとそれを連携するバッチファイルに分割されています。)
このソフトを動作させる上で必要な条件は、以下のとおりです。
・MS-DOS(いわゆるDOS-V)上で動作します。
・メモリーの制約は、特に無いはずです。(640Kあれば動くはず)
・WindowsのDOS窓からも動作可能です。(CQSLMENU.BATをエイリアス登録しておけば、Windows上で起動可能です。)
・プリンターは、MS-DOSで印刷可能な「ESC/P」「PC-PR201」のコマンドモードを持っている必要があります。
2000-5-4 JF1RPZ/JN3TMW 出田(いづた)洋(Yoh)