はじめてでも直感的に使える、簡単操作のフォルダバックアップ(コピー/同期)ソフト。指定間隔での自動繰り返し実行にも対応する。「FolderRobo」は、シンプルなわかりやすい画面を操作して、フォルダ単位でのコピー/同期を行えるソフト。コピー元/コピー先はエクスプローラなどからのドラッグ&ドロップで設定でき、コピー/同期を実行するにはボタンをクリックするだけ。コピー/同期処理は、Windows付属の“堅牢なファイルコピー”コマンド「robocopy.exe」を利用して行う。設定した処理内容をBATファイルに出力することも可能だ。
メイン画面(メインフォーム)は、上部がコピー元、下部がコピー先の設定・表示エリア。それぞれに設定したフォルダがツリー形式で表示される。使い方は簡単。
- コピー元/コピー先をドラッグ&ドロップまたはフォルダ参照ダイアログで指定し、
- 「コピー(同期)を実行する(F5)」ボタンをクリック
すればよい。2回目以降は差分コピーとなり、追加・更新が行われたファイルのみが処理対象となる。また、コピー元から削除されたファイルは、コピー先からも削除される。コピー元/コピー先にルートディレクトリを指定したり、ネットワークドライブ上のフォルダを指定したりすることも可能だ。処理内容をBATファイルに出力することも可能。
- 実行前確認処理付き(Type_A)
- 実行前確認なし(Type_B)
の2種類を生成できる。実行前確認処理付きBATファイルでは、コマンドプロンプト画面で、- ログファイルの出力先
- コピー元フォルダ
- コピー先フォルダ
を確認してから、処理を実行できる。実行前確認なしでは文字通り、この確認ステップが割愛される。コピー/同期処理の予約実行にも対応する。指定時間後に処理が自動で実行される。「2回目以降も繰り返す」オプションを指定すれば、指定間隔での自動繰り返し実行も行える。
処理結果はログファイルに出力される。ログファイルの出力先フォルダ、ログファイル名の接頭文字列、付加する日付および時刻の書式は、設定により変更できる。