複数のアプリケーションをまとめて起動できる、コンパクトなランチャ。Windows 7で動作する。「Windows 7 App Launcher」は、タスクバーのサムネイルビューを利用してアプリケーションを起動するランチャ。「プロファイル」と呼ばれるグループにアプリケーションを登録しておくことで、プロファイル単位でまとめて起動できる。マウスクリックやホットキーですばやく起動することが可能。
「Windows 7 App Launcher」には、ランチャとしての画面やツールバーはない。タスクバーのボタンをポイントしたときに表示されるサムネイルを利用して、プロファイルを選択・起動する。サムネイル(プロファイル用の画像)表示部分には、ひとつのプロファイルしか表示されないが、サムネイル上に表示されるボタンでプロファイルを選択できるようになっている(起動も可能)。タスクバーボタンを単にクリックした場合は、設定画面が表示される。
プロファイルの起動は、サムネイルのクリックのほかにも、タスクバーのジャンプリストやホットキーを利用して行える。ジャンプリストにはサムネイルが表示されない代わり、プロファイルの一覧が表示され、プロファイルを選択しやすい。
プロファイルの登録は簡単。まず、設定画面の「New Profile」タブで、プロファイル名を登録する。登録が完了すると、プロファイルごとにタブが作成され、アプリケーションのパスやプロファイルのサムネイルとなる画像、起動用のホットキーを設定できる。サムネイル用の画像は、登録したアプリケーションから自動的に割り当てられるが、ユーザが任意に指定することも可能。当該プロファイルに登録済みのアプリケーションもリストで確認できる。
プロファイルタブ画面で「Set Profile as category」を設定すると、ジャンプリストでアイテムを選択した場合、プロファイルが起動するのではなく、プロファイルに登録されたアイテムがサブフォルダ風に表示され、プロファイル単位ではなく、アプリケーションを個別に起動できるようになる。
そのほか、プロファイルをガジェット風にデスクトップに常時表示する「Gadget Mode」や、ジャンプリストからプロファイルを起動したあとに「Windows 7 App Launcher」自身を起動したままにしておくためのオプションなども用意されている。