ごみ箱の使用状況を、タスクトレイアイコンを変えたり、小さなポップアップウィンドウに表示したりして、すばやく確認できるようにしてくれるソフト。「ごみ箱+」は、ごみ箱内に入っている項目の数や容量を表示する、“Windowsのごみ箱をちょっと便利にする”ソフト。ごみ箱内の容量でタスクトレイアイコンを変えることができるほか、左シングルクリック、右ダブルクリックなどのクリック操作ごとに特定の動作を割り当てることもできる。経過日数やファイル容量を条件に設定して、ごみ箱内のファイルを削除することも可能だ。
起動するとタスクトレイに常駐する。タスクトレイアイコンへのマウスオーバーで、ごみ箱内の項目数と使用容量がコンパクトな情報表示ウィンドウに表示される仕組み。初期状態では全ドライブ合計の項目数と容量が表示されるが、ユーザが書式を追加・変更することにより、ドライブ別の情報を表示させることも可能だ。
情報表示ウィンドウは、ユーザの好みでカスタマイズすることが可能。例えば文字のフォントやサイズ、スタイル、色を変更したり、表示数値の桁数を指定したりできるほか、ウィンドウの背景に(「ごみ箱+」標準以外の)画像を表示させることもできる。
条件設定による、ごみ箱内ファイルの削除機能も搭載する。設定できる条件は、
- 該当ドライブ
- 削除日が×日以上前のファイル
- ×MB以上のファイル
- ×MB以下のファイル
の各項目。最大5種類までの条件を任意の名前で保存しておくことができ、タスクトレイメニューなどからすばやく実行できる。タスクトレイアイコンのクリックにさまざまな動作を割り当てることも可能。設定できるのは左シングル、左ダブル、右ダブル、中シングルの各クリック。割り当てられる動作は「ごみ箱を開く」「『ごみ箱+』の設定画面を開く」「ごみ箱内ファイルの全削除」「条件1〜条件5による削除」の計8項目となっている(タスクトレイメニューでアクセスできる項目と同じ)。
起動直後の動作に割り当てられた処理を行った上で自動終了する「インスタント起動」機能もある。