「fdel」は、指定した日数が経過したファイルを自動的に削除する、常駐型のファイル監視ソフト。長い期間使っていないファイルを自動で削除してほしい場合に役立つ。
監視対象には、任意のフォルダを指定することができる。特定の拡張子を持つファイルだけを対象にしたり、サブフォルダを対象にするかどうかを指定したりといったことも可能。空のサブフォルダを削除するオプションもある。誤指定の防止用として用意されている「ファイル数制限」は、指定値よりも監視対象フォルダに入っているファイル数が多いと、削除処理を行わないようにする機能。制限しないようにする設定もある。
削除のルールは、ファイルの最終更新日、作成日、最終アクセス日から何日経過したかで決められる。日数には1〜4,095日を指定する。監視間隔は分単位の指定で、1〜1,440分の範囲がある。こうした設定を組み合わせることで、多彩な削除ルールを構築できるようになっている。
設定を終えたら、どのような動作が行われるかのテストをすることができる。テストすると、削除対象となるファイル/フォルダがリストアップされる。問題がなければ、そのまま常駐させて監視を続ければよい。リストアップされたものをその場で削除する「即時削除」機能も用意されている。