「まっぷエディタ」は、手軽にクリッカブルマップを作成できるツール。画像に図形を書き込んでリンクを設定するだけと簡単に作成可能だ。メイン画面は画像を表示する右ペインと、タグが表示される左ペインに分けられる。まずはクリッカブルマップを作成したい写真やイラストを読み込み、右ペインに表示される画像の上で、リンクを張りたい部分の範囲指定をしていけばよい。
範囲を指定する方法は、「円」「四角形」「多角形」から選択できる。これらの形で範囲を設定し、リンク先のURLやAltテキスト(マウスポインタを置いたときに表示される代替テキスト)、ターゲット先といったリンク先の情報を入力すると、自動的に座標が挿入されたタグが左ペインに作成される仕組みだ。選択したリンクエリアは色付きの線で表示されるので、エリアを重複して指定しまう心配が少ない。ラインカラーは自由に変更することが可能となっている。
作成したクリッカブルマップのタグは左ペインに表示されているテキストエリアの<MAP>〜</MAP>の間に作成される。「コピー」ボタンをクリックするとタグ全体がクリップボードにコピーされるので、HTMLファイルに貼り付ければよい。なお、範囲選択に失敗した場合は、当該部分をソースから削除し、読み込み直すことでやり直すこともできる。
クリッカブルマップを新規作成する場合は、画像を読み込む際のマップの名前やAltテキスト、枠線の太さなどを設定することができる。そのほか、マップの幅や高さをあらかじめ指定することが可能だ。また、クリッカブルマップを新たに作成するだけでなく、すでにほかのソフトや手書きで作成したマップを読み込んで編集することもできる。