ベクターソフトニュース - 1999.08.18 |
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【Editor's Pick】
PLUS+ 反射神経と判断力、そして対戦相手との駆け引きが勝負を分ける! ハマる対戦型アクションパズルゲーム |
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操作に使うのはスペースキーだけ(または、人間同士の対戦では右側のプレイヤーはリターンキーを使う)。スペースキーをタイミングよく叩いて、ステージ上を一定の速度、一定のルールで動き回る自分のボールを、対戦相手よりも早くゴールさせるというのがゲームの目的。ただし、単純にボールをゴールに入れればよいというわけではない。敵味方のボールにはそれぞれビリヤードの玉のように、表面に数字が表示されており、この数字がゴールに表示されている数字と同じでないと、ゴールインできない。 自分のボールの数字は、ステージ上に表示されている数字を拾うことで変化させることができる。例えば、自分のボールの数字が5のときに2を拾うと、ボールの数字は5+2=7に変化する(合計が10以上になったときは下一桁の数字になる)。ただし、拾われた数字は消えてしまうので、ボールに表示されている数字と迷路の道順をすばやく把握して相手より早く拾い、合計の数字をゴールの数字と同じにしなくてはならない。 ■駆け引きの前に、思うようにボールコントロールできるようにしろ、という話もあるけれど…… 対戦相手との駆け引きも非常に重要だ。画面には最初、4個の数字がすべて消えてしまうと、次は新たに3個の数字が表示され、それと同時にゴールの数字も変化してしまう。つまり、お互いに相手に先にゴールされそうになったらそれより早く画面の数字をすべて拾ってしまえばよいのだ。このルールがあることで、ステージによっては状況がめまぐるしく変化し、実にエキサイティングな勝負になる。 ゴールを狙うことが難しいときには、自分のボールの数字を相手より大きくして、対戦相手のボールに自分のボールを衝突させてもよい。ゴールした場合に比べると得点は低いが、重要な勝ちパターンのひとつだ。ゲームの最終的な勝敗がステージごとの勝ち負けではなく、どちらが先に合計の得点を10,000点以上にしたかで決まる。そのため、相手に先にゴールされそうになったときに、自分の方が小さくてもワザとぶつけて相手の得点を低く抑えるというのもひとつの手だろう。 ゲームモードとしては、(1)You vs Com(コンピュータとの対戦)、(2)Plus for Two(人間同士での対戦する)、(3)P-Contest(コンテストに出場してコンピュータと優勝を争う)、(4)制限時間内に迷路を通り抜ける(Time Trial)、の4種類が用意されている。対コンピュータ戦では、相手のレベルは3段階から選択可能。また、「MazeMaker」という迷路作成機能もあるので、オリジナルのゲームステージを作成することもできる。 ……と、ゲームの説明をしてきたが、「PLUS+」で何が難しいって、ボールを思うように操作するのがなかなか難しいのだ。迷路の袋小路に入ったりすると、何もしないうちに相手にゴールに入られてしまうこともある。しかし、ゲームバランスがいいので、そうイライラばかりすることもないだろう。上記に書いた以外の得点ルールなど、細かな点まで書ききれなかったが、おもしろいゲームなので、ぜひ試してみてほしい。 (秋山 俊)
《スクリーンショット》 タイムトライアルは一見簡単そうだが、ミスがあっという間に命取りになりかねない 《スクリーンショット》 人間同士の対戦では、自作の迷路を使って戦うこともできる 【作 者】 安田 明生 さん 【対応OS】 Windows 98/95 【種 別】 シェアウェア 【作者のホームページ】 http://www.oyako.com/plus/ 【動作に必要なソフト】 DirectX 6.0以降 【補 足】 試用期間中は、P-Contestモードで出場できるレベルの制限がある |
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