ベクターソフトニュース - 1999.08.11 |
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JPEG MasCAT Ver.0.6.1
画像を暗号化し、第三者から情報を保護する機能を持つJPEG画像ビューア ■Windows 98/95/NT ■シェアウェア |
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このソフトの一番のウリは、やはり「親展画像」の作成機能、ということになるだろうか。たしかに他のソフトではあまり見られない機能であるし、実際に使用してみると「なるほど」とうなずかされる。いわゆる「目玉」として挙げられる機能であることには間違いない。
ただ、いかんせん、こうした機能が必要となるのは、かなり特殊な場合に限られてしまうのではないか。筆者は、こうした派手な機能よりはむしろ「JPEG MasCAT」の「操作性」という「地味な」部分について注目したい。 「JPEG MasCAT」の操作性は、一般的な画像ビューアと比較してもかなりよい。特に関心するのが画面下のズームウィンドウ。巨大な画像ファイルを表示する場合でも、現在表示している位置が画像のどの部分にあたるのか、一目で見てとることができる。JPEG画像の圧縮率を変えて保存することができる点も、見逃されがちではあるだろうが、便利な機能だ。さらに、BGMサウンド付きのスライドショウ機能もサポートしており、意外なほど高機能であることがわかる。 こうしたソフト紹介の記事では、つい目玉機能ばかりにスポットライトが当てられがちだが、一般的な画像ビューアとしても、「JPEG MasCAT」は、十分な実力を持ったソフトなのである。 (天野 司)
《スクリーンショット》 レイヤ機能を使って、画像にマスクを追加できる 《スクリーンショット》 マスクされて保存された画像は、他のソフトで見るとマスク表示される 《スクリーンショット》 マスクが解除可能のときに、このアイコンがアクティブ表示になる 【作 者】 nTak さん 【作者のホームページ】 http://www3.vc-net.ne.jp/~panic/index.html 【動作に必要なソフト】 HHUPD.EXE(HTMLヘルプ表示のため。Windows 98ユーザは不要)。MSDN Online の このページ よりダウンロードできる 【補 足】 試用期間は30日間。試用期間中の機能制限は特にない |
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