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ベクターソフトニュース - 1999.08.04 |
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JJWorks for Windows Ver.1.0
細かな部分の使い勝手にも配慮された統合PIMソフト ■Windows 98/95/NT ■シェアウェア |
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「JJWorks for Windows」では、スケジューラがソフト全体の中でコア的な役割を果たしながら、メモを除く四つの機能が相互に連携して情報を管理・表示する。スケジューラは「毎日」「毎週×曜日」など、繰り返し行う予定を簡単に入力できることが特徴。リマインダ機能も持つ。住所録にはメールアドレスやURLの項目もあり、右クリックのコンテキストメニューからメーラ、ブラウザに情報を渡すことができる。住所録入力のアシスト機能として郵便番号データベースを内蔵しており、郵便番号、住所いずれからも検索が可能だ。また、住所録から、その人との面会予定、その人の所属する会社への訪問予定をスケジューラに一発で入力する機能もある。住所録データはCSVでのインポート、エクスポートが可能なので、他のアプリケーションとのデータのやり取りも簡単に行える。 メモは時系列での管理が可能なため、簡易日誌のような使い方もできる。検索は、カレンダー以外の四つの中から指定して行うことが可能で、AND/OR検索や、インデックス部分のみの高速検索も行える。 ほとんどのウィンドウのカラーをカスタマイズすることが可能で、カレンダーに小さな時刻表示があったり、小さな画面でも楽に入力できるよう、オートスクロールのリスト形式で時刻等のデータ入力ができるなど、細かな部分での使い勝手にも配慮されている。チップヘルプのような吹き出し明細表示機能が印象的だ。 ●
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筆者は仕事柄、〜日までに××を仕上げるといったスケジュールが多いのだが、「JJWorks for Windows」は、そういう使い方に適したPIMソフトだ。
ただし、スケジュール、ToDoに特化しているわけではなく、どちらかといえばメインは住所録にあるだろう。表示したい項目のみ選択してカスタマイズできる点は、よくあるビジネス向け住所録の押しつけがましさがなくていい。右クリックからメーラやブラウザの起動ができる点も評価できるだろう。 住所録はCSV形式でのインポート、エクスポートができることになっているのだが、Windowsのアドレス帳をCSV経由で取り込もうとしてもうまくいかなかった。これは、OutlookExpressが出力したCSVファイルに、レコードを文字列として扱うための「" "」がついていないことが原因だった。このタイプのCSVファイルを「JJWorks」でインポートしようとすると、1行がすべてくっついて1レコードになってしまうので、注意が必要（もちろん「JJWorks」が悪いわけではない）だ。このような場合は、一度他のデータベースに読み込み、「正しいタイプのCSV」としてもう一度エクスポートすれば、「JJWorks」で正しくインポートできるようになる。 （藤田 洋史）
《スクリーンショット》 スケジュールの入力画面。リマインダーを使うと「〜分前から表示」という指定が可能 《スクリーンショット》 コンテキストメニューからスケジュールやToDoの入力ができる 《スクリーンショット》 ユニークな吹き出しダイアログによる明細表示。【Esc】キーを押すと表示される 《スクリーンショット》 住所録の表示項目は任意にカスタマイズ可能 【作 者】 白井 満浩 さん 【作者のホームページ】 http://www.ne.jp/asahi/jj/workshop/ 【シェアレジ作品番号】 現在、登録完了待ち 【補 足】 試用期間は約30日間。試用期間中の機能制限は一切ない |
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