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ベクターソフトニュース - 1999.06.23 |
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ViX Ver.1.33
エクスプローラライクの多機能統合画像ビューア ■Windows 98/95/NT ■フリーソフト |
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画面は、ウィンドウ左側にフォルダのツリービュー、右側には選択されたフォルダ内のファイル一覧、上部にはツールバーという、まさにエクスプローラと同じ形式。ツールバーのボタンも、エクスプローラにかなり似せたものとなっている。 サポートする画像形式は数多い。BMPやJPEGはもちろん、国内独自のMAGなど、計17種類の形式に対応。本体でサポートしていない形式でも Susie Plug-in を組み込むことで、さらに多数の形式をサポートする。また、対応DLLを用意することで、LZHやZIPファイルのアーカイブに含まれた画像も直接表示できる。 多数のファイルが置かれているフォルダは、「カタログ登録」すれば、縮小画像を保存、高速に再表示することが可能だ。 そのほか、フォルダ内画像形式の一括変換などもサポート。スライドショウ機能やHTML作成機能などもあり、画像操作は非常に多機能だ。画像をフルサイズ表示するビューアモードでは、画像の回転、拡大/縮小や減色などをサポートする。 ●
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画像ビューアの場合、重視したいポイントはなんといってもサポートする画像形式の数と操作性、この二点であろう。「ViX」の場合、サポートする画像形式の数についてはまったく文句はない。なにしろ、デフォルト(本体だけ)でもかなりの数の形式をサポートしている上、Susie Plug-in もサポートすることで、インターネット上でおよそ普通に見られる画像ファイルなら、ほとんどのものを表示できるからだ。圧縮ファイルの内容まで確認できる点もうれしい。
では、操作性はどうだろう。まず、エクスプローラと画面構成や操作性を合わせたことで、初めて使う上でもとまどうことはない。コンテキスト(右クリック)メニューも充実しているし、操作に対するレスポンスも上々だ。 特に、カタログ登録機能により、画像ファイルが大量にあるフォルダでも表示が速いのは大きなメリットだ。画像ファイルを多数ため込むような人は、ひとつのフォルダに多数のファイルを置くことが普通だし、そうした環境では、特にフォルダ移動の際に、いかに高速に一覧が表示されるかが操作性に大きな影響を与えるからだ。 画像加工など多機能な点ももちろん魅力なのだが、やはりこの操作の軽快さにこそ、高い評価をあげたいソフトである。 (天野 司)
《スクリーンショット》 サムネール画像(またはファイルアイコン)をダブルクリックすれば、フルサイズで画像ビューアが開く 《スクリーンショット》 各種画像処理を行った後、指定の形式で保存できる「総合変換」 《スクリーンショット》 「フォーマット変換」では5種類の形式での保存をサポート 《スクリーンショット》 細かな設定が可能。ショートカットキーのカスタマイズもできる 【作 者】 K_OKADA さん 【作者のホームページ】 http://member.nifty.ne.jp/k_okada/index.htm 【補 足】 動作に必須ではないが、(1)Susie Plug-in を組み込めば、表示可能な画像形式が増える、(2)各種アーカイブに対応したDLLを組み込めば、アーカイブ内のファイルも直接表示可能になる |
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