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	ベクターソフトニュース - 1999.06.12

	Exitace with ShutdownScheduler　Ver.3.00 高速な再起動やシャットダウンのスケジュール化を実現するユーティリティ ■Windows 98/95/NT　■フリーソフト

	■タスクトレイのアイコンを右クリックしてシャットダウン方法を選ぶ 高速再起動など、シャットダウン・再起動関連の機能、10種類を持つユーティリティ。 例えば、通常の再起動より短時間ですむ「高速再起動」はもともとWindowsが持っている“隠れた”機能だが、これを利用しやすくしてくれるのが「Exitace」だ。高速再起動以外にも、MS-DOSモードやセーフモードでの再起動、再ログイン、サスペンド、スクリーンセーバの起動、起動中の全アプリケーションの強制終了などの機能がある。 これらの機能は、タスクトレイに常駐したアイコンを右クリックしてポップアップするメニューから選択できるほか、ホットキーで操作することもできる。もちろんホットキーのアサインはカスタマイズ可能だ。オプション設定では、コマンド実行時に確認のメッセージボックスを出さないようにしたり、一定時間が経過したら自動的に実行するようにもできる。 Ver.3.xより添付された「ShutdownScheduler」を使うと、毎日決まった時間や特定の日のある時刻にシャットダウンするといった使い方もできる。設定は、ウィザードによる対話形式で簡単に行える。 ●

	設定を変更したり、アプリケーションをインストールするたびに再起動を求められてイライラするというのは、全Windowsユーザの宿命のようなものだろう。実は、Windowsには通常の半分程度の時間で再起動できる機能があるのだが、その隠された機能を使えるようにするのがこのソフト。 ……というわけで、自慢の高速再起動をストップウォッチで計測したところ、筆者の環境では半分とまではいかなかったものの、確かにかなりの短縮がみられた。 カスタマイズ設定では、トレイアイコンのクリックやダブルクリックに対して、再起動その他のコマンドを割り当てられるし、ホットキーを使ってキー操作で実行することもできる。「環境設定を変えてはテスト」というような、再起動するのが半ば仕事のようになっている人にとってはありがたいソフトだろう。 「ShutdownScheduler」の方も、子供がパソコンで遊びすぎて困るとか、インターネットの使いすぎに注意したいときなど、使い方次第でいろいろ役立ちそうだ。 （福住 護） 《スクリーンショット》　オプション設定画面。シャットダウンをホットキーで動作するようにもできる 《スクリーンショット》　終了や再起動のスケジュールを登録して自動実行できる。ウィザードによる設定なので簡単 【作　者】 RinkSoft　さん 【作者のホームページ】 http://member.nifty.ne.jp/rinksoft/

	■ソフトを開発しようと思った動機、背景 いや、まったく、「Exitace」は Delphi 3（コンパイラ。ソフトを作るためのソフトです）の純粋な練習のために作ったソフトなんです。なので、最初のバージョンではまったく設計も何もなしに適当に作ったという感じで……。おかげでVer.2.00、Ver.3.00では設計からやり直すハメになってしまいました。 ■開発中に苦労した点 やっぱり、なんといってもバグの追跡でしょうか？　特に、使ってくださっているユーザさんのところで起こるのに、自分のパソコンで起こらないようなバグの対処にはかなり困りました。 ■ユーザにお勧めする使い方 普通に使ってもそれなりには使えると思いますが、付加機能（コマンドラインオプション、ホットキーシャットダウン機能など、詳しくはヘルプ参照）を使ってみると、より便利さが増すと思います。個人的にはホットキーでシャットダウンを行う機能がお勧めです。 ■今後のバージョンアップ予定 今後はユーザさんのご意見に合わせて機能アップを図っていきたいと考えています。 （RinkSoft）
	上で紹介したソフト（およびその関連ソフト）のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。 Exitace with ShutdownScheduler 3.00　10ものシャットダウン機能を利用しよう! スケジュールシャットダウンも可能　(521K)

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