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ベクターソフトニュース - 1999.06.12 |
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TTT Editor for Windows Ver.1.22
ツリー表示機能でファイル管理が楽に行えるタグ挿入型HTMLエディタ ■Windows 98/95 ■フリーソフト |
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ツリー上でHTML、テキスト、CSSのいずれかのファイルをダブルクリックするか、選択して【Enter】キーを押すことにより、既存のファイルを複数、次々とエディタ上で開ける。イメージビューアも内蔵しており、同様の操作で画像(JPEG、GIF、PNG、BMP)の確認をすばやく行うこともできる(GIF、PNGを表示するには Susie Plug-in が必要)。 用意されているタグの種類が豊富で、それらが用途ごとにタブでわかりやすく分類されているのに加え、設定の面倒なタグにはそれぞれ専用のダイアログが用意されていて、簡単な操作でパラメータを設定できるようになっている。 Webブラウザを登録しておけば(三つまで登録可能)、編集結果をブラウザ上に反映させて、ただちに確認することもできる。 そのほか、ローカルファイルのリンクをチェックする機能、漢字コード(Shift-JIS、JIS、EUC)を相互変換機能もある。選択範囲やテキスト全体のタグを一気に消去することや、最大64回までのUndoも可能だ。めずらしい機能としては、タグ挿入後も選択範囲を維持したままにしておける機能があり、同じ範囲にタグを重複して挿入したいときには便利だ。 軽快な動作も「TTT Editor」の特徴のひとつ。複数ファイルの同時編集も、タブによる切り替えのため、快適に行える。 ●
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ウィンドウ左側にフォルダ(ファイル)ツリーがあることを除けば、基本的なデザインは、タグ挿入型HTMLエディタとしてはオーソドックスなものだろう。機能的にも、同種他ソフトを圧倒するような機能があるわけではない。しかし、実際に使ってみると、これが実に使いやすい。
まず、タグのパラメータを設定するためのダイアログが充実している。数が豊富なことはもちろん、それぞれがよく考えられており、設定が簡単でわかりやすい。これは特にテーブルやフレームなど、設定が複雑で面倒なタグほど顕著だ。 入力や操作の手間を省くための工夫も至るところでなされている。例えば、リンクする画像のサイズやアンカー、リンク時の相対パスなどは自動で取得される。また、文字を途中まで入力するだけでタグを指定できるキー入力補助機能なども備えている。 ショートカットキーのカスタマイズが可能で、ありとあらゆる操作に任意のショートカットを設定できるのも便利だ。 また、ヘルプが充実していて、ちょっとしたHTML文書の手引き代わりに使えるのもありがたい。フリーソフトで、なおかつレジストリを使用しないという点もうれしい特徴といってよいだろう。 敢えて難点をいわせてもらえば、ユーザ登録できるタグの数が最大16個と少なく、また「TTT Editor」で操作できないファイルもツリー上に表示されるのが、多少うるさく感じられる、の二点が筆者には気になった。 エディタはユーザの好みが大きく分かれるものだが、タグ挿入型エディタを使っている人は一度試してみてはいかがろう。 (秋山 俊)
《スクリーンショット》 テーブル作成画面。CSVファイルの読み書きも可能 《スクリーンショット》 面倒で初心者にはわかりづらいフレームの設定もダイアログで簡単に行える 《スクリーンショット》 ほとんどの機能にショートカットキーを割り当てることが可能だ 【作 者】 taka36 さん 【作者のホームページ】 http://member.nifty.ne.jp/taka36/index.html 【動作に必要なソフト】 内蔵イメージビューアでGIF、PNGを表示するには、Susie Plug-in が必要 【補 足】 6月12日現在の最新版は、Ver.1.24。作者のホームページ からダウンロードできる。 |
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