TOP PAGE
Softライブラリ |
ベクターソフトニュース - 1999.04.24 |
||
アークトゥルス・フリー Ver.1.20
操作性に優れた高機能解凍専用アーカイブソフト ■Windows 98/95/NT ■フリーソフト |
||
アーカイブファイルを解凍するには、(1)デスクトップアイコンにファイルをドラッグ&ドロップする、(2)エクスプローラでダブルクリックする、(3)右クリックのコンテキストメニューの「送る」を使用する、のいずれかで行える。解凍先は特定のフォルダ、もしくはアーカイブファイルと同じフォルダを指定することができ、このいずれかの下にアーカイブファイル名と同名のフォルダを作成することも可能だ。 特徴的な機能としては、ファイルをドロップする際に特定のキーを押すことにより、フォルダ作成などの動作の設定を一時的に変更することができるというものがある。また、解凍後に自動でREADME.TXTを開いたり、実行ファイルを実行させることもできる。「アークトゥルス・フリー」をインストールする前に関連付けされていたソフトにアーカイブファイルを渡すことも可能だ。関連付けの確認や設定・解除がわかりやすく、簡単なことも大きな特徴のひとつである。 ●
|
|||||
このソフトの最大の特徴はやはり、解凍できるファイルの形式が多いという点だろう。通常流通しているアーカイブファイルであれば、これ一本でほぼ処理できるはずだ。
インストールが簡単なことも評価できる。配布されるアーカイブのうち、「初心者パック」を利用した場合はLZHおよびZIP形式のファイルを解凍するのに必要なDLLが自動的にインストールされるのがうれしい。この2形式は現在、最もよく利用されている圧縮形式であり、ほとんどの場合はこれだけでも十分なほどだ。 また、インストール前の関連付けをきちんと保存してあって、「アークトゥルス」への関連付けを解除すると、直ちに以前使用していたソフトへの関連付けが復活する点も評価できる。使用する外部DLLが多いので、簡単な操作で現在利用可能な解凍エンジンを確認できる機能が用意されている点もよいと思う。高機能で多彩な設定が可能ながら、操作性もよく、使い勝手のよい解凍ソフトだ。 統合アーカイバ・プロジェクトのホームページ によれば、作者は現在、圧縮機能も持つシェアウェア版「アークトゥルス・プロ」を準備中とのことだ。なお、ソフト名となっている「アークトゥルス」とは、うしかい座のα星=大角星のこと。 (秋山 俊)
《スクリーンショット》 解凍中の画面。操作が簡単で、動作も軽快 《スクリーンショット》 拡張子の関連付けの確認、設定、解除が非常に簡単 《スクリーンショット》 現在使用可能なDLLが一目で確認でき、不足しているDLLもすぐにわかる 【作 者】 庄田 隆司 さん 【作者のホームページ】 http://www.csdinc.co.jp/ 【動作に必要なソフト】 対応する各種DLL。統合アーカイバ・プロジェクトのホームページからダウンロードできる 【補 足】 圧縮機能も持つシェアウェア版「アークトゥルス・プロ」が準備中 |
||
|
||||
上で紹介したソフト(およびその関連ソフト)のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。
|
||||