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現実生活をリアル(?)にシミュレートする酔っぱらい呑み歩きゲーム
いつもの店 Version 1.1 |
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コンセプトはおもしろいし、オープニングの演出はなかなか楽しませてくれる。ただし、ゲーム中の雰囲気に馴染めるかどうかで評価が大きく分かれそうだ。
なにしろアクションゲームのような爽快感やパズルのような知的快感とはまったく無縁。いったん飲みはじめたらあとはひたすらクリックするだけ。雰囲気を楽しむという点では他の客との会話が重要なのだが、さっさと帰ってしまう客が多く、すぐに一人きりになってしまうのでなかなか盛り上がらないし、会話の内容も単調な感じは否めない。 時間をかけてじっくりプレイすればキャラクタごとの味が出てくるのかもしれないが、その前に飽きられてしまう可能性がある。もう少しゲームとしての演出を加えた方が、プレイヤーをゲームに引きずり込めるのではないだろうか。 また、キーボードとマウスを使い分けなければならないのはやや煩わしい。できればマウスのみでプレイできるようにしてもらいたいところだ。
(福住 護)
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ソフト作者からひとこと
ソフトを開発しようと思った動機、背景 : スポーツや対戦格闘、恋愛シミュレーションにいたるまで、実にさまざまなものがゲーム化されてきたように思えます。今日もそれらのゲームは私たちを楽しませてくれていますが……、ひとつだけゲーム化されていないものをあるとき思いついたのです。それは多くの大人たちが会社帰りに、そして週末、仲間たちと、またある人は個人的な趣味としての「お酒を飲む」という行動です。これだけいろいろなものがゲームになったのならば、「酔っぱらう」ことだけにスポットライトを当てたゲームがあってもよいのではないか? というちょっとした思いつき、軽い気持ちで作ることにしたのです。 開発中に苦労した点 : キャラクタにテストでお酒を飲ませていると、なんだか自分まで酔っぱらってきてしまう現象……というのは冗談で、やはり雰囲気作りですかね。……でも得意なんです。なんとなく「そんな感じ」を出すのが。 ユーザにお勧めする使い方 : お酒といっても、「いつもの店」は未成年大歓迎のお店ですから、どんどん来店してほしいですね。お酒を飲める年齢の方は、一杯やりながらプレイしてみてください。驚くことに本当に飲みに行ってる気分になれます(作者は、もちろんシラフで制作しました)。 今後のバージョンアップ予定 : Ver.1.1からは、路上のシンガーが登場しましたが、こういう感じでサブキャラクタを増やしたり、会話の話題を変えたりするのはとても簡単なことです。リクエストがあれば変化させていきたいと思います。 おわりに : 今回は、ほのぼの系で作者としても安心していろいろな方にお勧めできます。早速、感想を送ってくれた方も言ってくれましたが、「ゲームをするというよりもちょっと一息」という言葉がピッタリのゲームかと思います。これは狙った通りです。今後も可能な限り味わいのあるものを作っていきたいと思っています。また、感想メールも随時お待ちしております。 (酒井 武志)
※ この記事は、'99年3月11日に公開されました。
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