週刊ソフトニュース ■今週の注目ソフト!! ビリヤード総合学園 NECTARIS Desktop-Spice フォント見本の表示と印刷 DropReception MORE NEWCOMERS VERSION UP BACK NUMBER |
|
|||||||||
ビリヤード総合学園 3D版 Version 6.1 リアルな3D画面を見ながら、コンピュータ相手に腕を磨けるビリヤードシミュレーションゲーム。「9ボール」「四つ球」といった4種類のビリヤードゲームが楽しめる。さまざまなタイプのハスラーを模したコンピュータとの対戦のほかに、人間同士の対戦も可能だ。
●4種類のビリヤードゲームが楽しめる 「ビリヤード総合学園 3D版」はその名の通り、「ローテーションゲーム(ステージモード、対戦モード)」「9ボールゲーム」「四つ球ゲーム」「トランプビリヤードゲーム」といった4種類のポピュラーゲームをプレイできる3Dビリヤードゲームだ。定番のシミュレーションゲームとして名の知られたソフトだが、先ごろ6.xにバージョンアップされ、画面構成などが改善された。 キューの方向、撞点、力の強さなどが細かく設定でき、ビリヤードを実によくシミュレートしている。さまざまなタイプのハスラーを模したコンピュータとの対戦、人間同士での二人対戦も可能だ。ヘルプにはビリヤードの技やゲームのルールなどの詳細な解説があり、これを読めばビリヤードをやったことがない人でもゲームを楽しむことができるだろう。 ●上達すればさまざまな技も使えるようになる 起動すると、まずオプションの設定ウィンドウが開く。ここで「初心者」「アマチュア」「プロ」といったユーザレベルと、ゲームの種類を設定するとゲームの開始だ。なお、設定にはほかに「球の速度」や「3D窓のサイズ」「テーブルの色」「サウンド」などの項目もある。 ゲームの進行はプレイの種類によって異なるが、操作の基本はキーボードで突く方向を決め、マウスで突く位置と突く強さを決め、リターンキーを押して球を突くだけである。操作そのものは簡単だが、これによって押し球、殺し球、引き球、回転球などを自在に打つことができ、上達すれば「バンクショット」や「切り返し」「キャノンボール」といった技もこなすことができるようになる。 ゲームの画面には3D画面と2D画面があり、スペースキーで交互に切り替えることができる。3D画面では実際にビリヤードをやっているのと同様の画像が表示され、2Dではビリヤード台を真上から見た画像が表示される。実際の操作はすべて3D画面でしか行えず、また、3D画面でも上からの画像を見ることはできるが、慣れないうちは2D画面で球全体の配置や狙うポイントなどを確認したほうが見通しがよく、わかりやすいだろう。 なお、動作にはDirectXが必要。
(秋山 俊)
作者のホームページはこちら。 ソフト作者からひとこと CPUはまた486のWindows 3.1時代のとき、Windowsのマルチメディアプログラミングを練習するため、「ビリヤード総合学園」を開発しました。本職も退屈なプログラミングだから、家ではゲームをしたいです。 しかし、当時Windowsはゲームに向いていないといわれて、遊べるゲームはほとんどなかったです。そのため、最初のバージョンは現在のものと比べると1/10の完成度にもかかわらず、遊んでくれたユーザがたくさんいました。それにびっくりしました。もっと本格的な作品を提供しなければならないと思い、ずっと開発を続けました。 開発中に苦労した点は、(1)WindowsのゲームAPIは毎年変っています。それについていくのは大変でした。GDI-->WING-->OpenGL-->Direct3D、互換性のないコードのいろんなバージョンを作ったこと、(2)一人でプログラミング、画像、音楽、Help、テストなど全部やらなければならなくて、大変疲れた、ということでしょうか。 今後のバージョンアップ予定としては、
(易 洋)
|
|||||||||
[an error occurred while processing this directive] 週刊ソフトニュース、スポットライト、PickUpに関するご意見・ご感想は…… editor@vector.co.jp まで Copyright (c) 株式会社ベクターホールディングス 記事の無断転用を禁じます。 Copyright (c) Vector HOLDINGS Inc. All rights Reserved. |