最新版はプライベート用途にも開発に力が入れられている。
ガイドブックでお馴染みのマップルの長年のノウハウを活用し、独自に全国1,800以上のエリアを定義、整備している「観光エリア検索」機能に、そのエリアを代表する写真が表示されるようになった。
これにより、今まで以上にそのエリアのイメージを直感的に理解できるようになった。
何かと遠出が敬遠される昨今、旅行好きの筆者は観光エリアの写真や様々な情報を見ていると、それだけでも楽しい気分になってくる。
もちろん地図データは2021年の最新データを収録。
三陸自動車道の田老真崎海岸IC〜宮古中央IC(2020年7月)、北近畿豊岡自動車道但馬空港IC〜日高神鍋高原IC(2020年11月)等の新規開通道路を始め、新規開業した東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅(2020年6月)、移転開業した国立工芸館(2020年10月)等の有名施設もしっかり収録されている。
Android・iOS用アプリも用意され、スマートフォンやタブレットと連携して利用することも可能。「スーパーマップル・デジタル」の地図やカスタム情報等をスマホ・タブレットに表示させたり、カスタム情報を書き込んだりできる。地図等のデータはSDカードまたは内部ストレージに保存される為、モバイル機器でもオフラインで快適に利用する事が可能だ。
本ソフトには地図を利用する為のプログラム本体と共に、日本全域図の地図データが収録されているが、各地域の詳細地図データは別途、購入して利用する必要があるので、その点は注意していただきたい。
長い歴史を持つだけあってインタフェースは洗練されており、非常に使いやすい。スマホやタブレットで持ち出して使う事もできるので、想定できる利用シーンも広範囲だ。