最大4人で楽しめる、コミカルながら本格的な3Dビーチバレーゲーム。やり込み要素が豊富で、長く楽しむことができる。能力の異なる8キャラから4人を選んでビーチバレーを楽しめる
「Let's BeachVolly」は、簡単な操作で気軽に楽しめる3Dビーチバレーゲーム。1名から4名向け。上達すれば、必殺(プレイ)を繰り出して、相手プレイヤーを気絶させることなども可能。さまざまな駆け引きを交えて、本格的なビーチバレーを楽しめる。
試合を開始する前に、まずプレイヤーの人数(1から4または「なし」)を指定する。「なし」の場合は、すべてコンピュータの操作による自動プレイとなる。次に、試合に出場させるキャラクタ4人を選択する。使用できるキャラは8+α。いずれもまん丸い顔と体をした似たようなデザインだが、それぞれアタック、スピード、スペシャルといった3種類の能力が異なっている。さらに各キャラの強さを、よわい/ふつう/つよいの3段階から選ぶことが可能。4人全員が決定したら、次に選択したキャラを2チームに割り振り、必要に応じてマッチポイントの数字を変更して、設定は終了。試合を開始できる。
操作はキーボードで行う(ジョイスティックも使用できるが(十字キー推奨。アナログ非推奨)、無保証とのこと)。1Pの基本操作は、【↑】/【↓】/【←】/【→】キーで自キャラを前後左右に移動させ、【Z】ではレシーブ/スパイクなどの各アクション。ジャンプやフェイントは【X】、必殺の使用は【S】となっている。操作に使用するキーや2P以降のキー設定などは同梱のConfig.exeを使ってカスタマイズできるようになっている。
ダイレクトアタックやツーアタック、スライディングなども可能
ルールは、実際のビーチバレーとほぼ同じ。「ラリーポイント制」「デュースは2点差がつくまで続く」「ブロックはタッチ1回と見なす」の三つがゲームのポイントだ。
ゲーム中は、相手のサーブやスパイク、味方のレシーブやトスによるボールの落下予想地点にターゲットが表示される。予想地点に向かってすばやくキャラを移動させ、タイミングよく【Z】を押して、レシーブやトス、スパイクを行えばよい。コツは「ターゲットの真上ではなく、ちょっと手前の位置に移動してキーを押す」こと。こうすればミスをしにくい。ターゲットは、通常は1ヵ所だけが表示されるが、必殺の場合は5ヵ所が表示される。相手が実際にどこに打つかを予測して、キャラを移動させる必要がある。
トスされたボールに対して立ったまま【Z】を押すと、相手コートに山なりのボールが返るだけだが、ジャンプしながらキーを押すと、強力なスパイクを打てる。味方がトスしたボールの近くでジャンプすると、自動的にボールに向かってジャンプしてくれ、打ちやすい。相手のスパイクに対してジャンプすれば、ブロックとなる。スパイクを打てる状態で【X】を押すとフェイントとなり、ボールをネット際にふんわりと落とす。
そのほかにも、(コート後方からのネット際狙いといった)無理な角度でボールを打つとネットに引っかかったり、アクションによってはタイミング次第でジャストアクションとなって、精度や威力がアップしたりなど、シンプルな見た目とは裏腹に、緻密でリアルなプレイを楽しめる。
5種類の必殺を効果的に繰り出して、ゲームを有利に展開しよう
もちろん、ゲームならではの要素も用意されている。ゲームの操作に慣れたら、キャラごとに画面の四隅に用意されたSPゲージを使用して、強力な必殺を繰り出してみよう。SPはレシーブ、トス、スパイク、フェイント、ブロックといった動きでたまる。必殺には「必殺サーブ」「必殺ショット(2種類)」「バリアブロック」「瞬間移動」の計5種類が用意されている。
「必殺サーブ」は、サーブ時に必殺ボタンを押してトスを上げることで発動する。「必殺ショット」は、スパイクを打てる状況で必殺ボタンを押す/離すという操作の違いで、高速ショットか、球速は遅いが威力のあるショットかを打ち分けられる(必殺ショットは、ブロックやレシーブした相手を気絶状態にできることも特徴)。スパイクを打てない状況で必殺ボタンを押すと「バリアブロック(相手の必殺を無効化する)」、ボールが自陣にあり、地上にいる状態で必殺ボタンを押すと、ボール落下予想地点に「瞬間移動」するといった具合だ。
気絶(ダウン)は、必殺ショットによるものだけでなく、相手のスパイクにレシーブ体勢以外でぶつかってしまった場合にも発生する。気絶している間、当該キャラは一切の操作を受け付けない。気絶状態からは一定時間で自動回復するが、適当なボタンを連打することで、回復を早めることも可能だ。