ソフトを開発しようと思った動機、背景
近年、子どもを対象とした事件が頻繁に発生しております。弊社では幼児向けの「知育ソフト」を開発していることもあり、「ソフトウェアを通して、何かできることはないか」と思ったことがきっかけで、このソフトを企画いたしました。そして2007年に社会貢献の趣旨で富士常葉大学環境防災学部教授の協力の下、開発を行い、同年に教材として地元の小学1年生へ寄贈した経緯があります。今回は地元のみならず、全国の児童の安全にもお役に立てれば幸いです。開発中に苦労した点
本ソフトの制作にあたり、保護者の皆様との数回にわたる意見交換会や、関係者および有識者の皆様への試作品デモンストレーションを実施いたしました。その中で皆様から最も多く頂戴したご意見は、本ソフトの正答に対して「そこまで警戒しなくてもよいのでは」というものでした。この意見は私たち制作者側も同じであり、「児童にはあまり細かいことを考えさせることなく、もっと伸び伸びと遊ばせてあげたい」という想いを常に抱きながら、本ソフトを制作いたしました。
しかし、本ソフトが想定している対象年齢層の児童には、状況に応じた的確な判断力が養われておらず、まずは「よいか、悪いか」の単純明快な判断の基礎を教えることが先決と考え、警戒の必要性をある程度強調した内容としました。したがいまして、保護者様のお考えによっては、行き過ぎた内容と感じられる解答例があるかもしれません。その際には、保護者様のお考えを適宜ご教示していただきますようお願い申し上げます。
ユーザにお勧めする使い方
私たちは「ご家族のコミュニケーション、ご近所・地域とのふれあい」が、お子様を守るための最善の防犯対策であると考えております。したがいまして本ソフトを、防犯を題材にした「家族のコミュニケーションツール」としてご理解いただき、親子で一緒にご利用いただきながら、万一に備え、各ご家庭に合ったルール等をこの機会に再確認していただければと思っております。
また、本ソフトの解答画面には、保護者様向けのメッセージとして補足説明を記載しております。本ソフトをご使用の際は、保護者様もぜひ一度お目通しいただき、各ご家庭の条件に合うよう、適宜ご説明いただければ幸いです。
その他
本ソフトには、学校教材用で、ディスカッションの題材としての利用を目的とした【教材用】や、児童のパソコンでの利用を目的とした【教材用個人版】もございます(有償)。お気軽にお問い合せください。
知育・学習ソフト1・2チャレンジ:http://www.b-web.co.jp/12c/
((有)ブレーン)