1枚の付箋をグリッド(格子)状に分割して使用できる、シンプルな付箋紙ソフト。「GridSticky」は、1枚の付箋(パネル)にセパレータで格子状の区画(セル)を作成し、セルごとにメモを書き込める付箋紙ソフト。例えばひとつのセルに日付を入力し、別のセルにスケジュールを入力したりなど、わかりやすいメモを作成できる。パネルの透明度を指定したり、マウスで選択したセルを反転表示させたりといったことも可能だ。
起動するとタスクトレイに常駐する。タスクトレイメニューの「パネル作成」を実行すると、デスクトップに正方形のパネルが表示される仕組み。セル内のカーソルは点滅し、この状態でメモを入力できるようになっている。メモの入力後、パネル以外の場所をクリックすると、黄色い背景色のパネルになる(付箋状態)。パネルの位置を移動したり、大きさを変えたりといったことも自由に行える。
大きな特徴は、セパレータでセルを縦・横に分割し、1枚のパネルに複数のメモ入力エリアを作成できること。セルの分割は、パネル上のコンテキスト(右クリック)メニューから行える。セパレータをドラッグし、セルの大きさを変更することも可能。分割したセルを、さらに細かく分割することもできる。
パネルのフォントや背景色、透明度をカスタマイズすることも可能。パネルの背景色と文字色を反転させる機能も備える。フォントはフォント名、スタイル、フォントサイズ、文字飾り、文字色を指定できる。透明度は0%から90%までの10%単位で指定することが可能。「選択セルの色を反転する」をONにすると、例えば背景色が緑、文字色が黒のセルをマウスでポイントした場合、背景色が黒、文字色が緑になる。