「謎の生物『ノグチ君』をゴールの扉につれてゆく」という設定のアクションパズルゲーム。上空から落ちてくるブロックを移動させたり、回転させたりして橋や足場を作り、ゴールを目指す。フィールド上を行ったり来たりする「ノグチ君」を誘導してゴールに導く
「EXITRIS」は、落ち物パズルと、キャラクタを使ったアクションパズルとが見事に融合した、ユニークでバラエティに富んだゲーム。計109のステージは17のワールドに分かれ、ワールドごとに趣向が凝らされている。上空から落ちてくるブロックを上手に使って、奇妙な姿をした謎の生物をゴールの扉に導こう。
ゲームの主人公は、マリモのような緑色のまん丸い姿に、鳥のようなクチバシと足が生えた謎の生物「ノグチ君」。ノグチ君の行動パターンはシンプル。ステージが開始すると、「スタート」と書かれた扉から出てきて、まず右の方に進む。ブロック1個分の段差であれば登れるが、それ以上の高さの段差にぶつかると、向きを反転させる(鳥のようだが羽はないので、飛ぶことはできない)──この行動パターンを利用して、上空から落ちてくるブロックを上手に使って足場を作り、ノグチ君を「ゴール」と書かれた扉までたどり着かせることができれば、ステージクリアとなる。
床のないところから落ちて、ノグチ君が画面の外に消えてしまったり、落ちてきたブロックに押しつぶされたりするとステージ失敗。ブロックが画面上部にある赤い線を越えて積み上がってしまった場合も、ステージ失敗となる。
落ちてくるブロックを移動・回転させ、橋を架けたり、足場を構築したりしよう
ゲームに登場するブロックは大きく分けて、
- 主に床などに使われている、破壊できない黒いブロック
- 爆発によって破壊できる普通のカラーブロック
- 爆弾ブロック
の3種類。ブロックは、あらかじめステージ上に配置されているもの以外、最大5個までが組み合わされて上空から落ちてくる。ブロックの出現パターンはランダム。次に落ちてくるブロックの告知もない。ブロックの操作はマウスで行う。落下中のブロックは、マウスを左クリックして、つかんで動かすことができる。右クリックで右回転させることも可能(左回転はできない)。ブロックをつかんでからすぐに離すことで、高速で落下させることもできる。
ユニークなのは、空中にあるブロック同士を上下にぶつけると、くっつけられること。短いブロックを組み合わせ、長いブロックにすることも可能。くっつけたあとは、通常のブロックと同様に操作。
ただし、これらの操作ができるのはブロックが空中にある間だけ。床や壁など、すでに配置されたブロックに接触するとその場に固定され、二度と動かすことはできない。
ノグチ君の動きが遅いと思ったときは、スペースキーを押して速く動かすことも可能。ただし「早送り」のため、ブロックなどの動きも同時に速くなる。
爆弾ブロックで邪魔なブロックを消し、ゴールまでのルートを確保しよう
爆弾ブロックは、ステージクリアの要となることも多い、特徴的なブロック。青枠で囲まれた黒いブロックで、単体または他のブロックとのセットで落ちてくる。通常のブロックと同様、空中にある間は動かすことができる。
いったんフィールド上に設置されるとカウントダウンがはじまり、終了と同時に周囲のブロックを巻き込んで爆発して、爆弾ブロックの周囲1ブロック分の範囲のブロックを破壊する。すでに固定されたブロックは、その下のブロックが破壊されても落下することはない。ゴールまでのルートを塞ぐ邪魔なブロックを破壊したり、間違って積み上げてしまったブロックを破壊したりなど、使い方次第で大きな威力を発揮する。
ただしステージによっては、破壊できるブロックで床が構成されていることがある。間違った場所を破壊するとノグチ君が落下してしまい、ステージ失敗となる。ノグチ君は爆発に巻き込まれると、しばらくの間は目を回すがすぐに回復し、死ぬことはない。逆に一瞬、ノグチ君を足止めしたいときなどに利用できる。