プレイヤーのライフスタイルに合わせて、短時間でも気軽にプレイできる多人数参加型ネットワーク戦略ゲーム。「機動戦士ガンダム」から「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」までの宇宙世紀の世界に参加して、思う存分ガンダムワールドを堪能しよう。「ガンダムネットワークオペレーション3(GNO3) DL版」は、宇宙世紀の世界を舞台にした、パソコン向け多人数参加型ネットワーク戦略ゲーム。「機動戦士ガンダム」から「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」へと続く歴史である「1年戦争」「デラーズ紛争」「グリプス戦役」「第一次ネオ・ジオン抗争」「第二次ネオ・ジオン抗争」の五つの戦いを約13週間かけて体験できる。
プレイヤーは部隊長となって、オリジナルの部隊を編成してゲームに参戦し、各戦争で通常戦闘や任務戦闘を戦い抜く。戦闘では、各原作に登場するモビルスーツを使用することが可能。原作に登場するキャラクタがNPCとして戦闘に参加する場面も多数用意されている。
ゲームの大きな特徴のひとつが、部隊の編成・再編成や参戦する戦線などを設定しておけば、ログアウト中も戦闘が自動的に行われ、戦果を上げられること。パソコンの前にへばりつくことなく、自分のペースでゲームを楽しむことができる。もちろんログイン中は、他のプレイヤーと共同で任務を行うなどで、より大きな戦果を上げることが可能。自部隊の活躍の様子を、美しい3Dグラフィックで見ることもできる(2Dモードも用意され、低スペックのマシンでのプレイにも対応する)。ログイン/ログアウト時や戦闘の開始時/終了時などにオペレータの女性キャラがフルボイスで話しかけてくれるのも楽しい。オペレータは計5人。いつでも自由に切り替えられる。
ゲームに参加するにあたり、プレイヤーが選択できる所属陣営は、1年戦争とデラーズ紛争の時代では「地球連邦」「ジオン公国」の二陣営、グリプス戦役の時代には「ティターンズ」「エウーゴ」「ジオン共和国」の三陣営に分かれ、第一次ネオ・ジオン抗争の時代に再び「地球連邦」「ネオ・ジオン」へと収束する。所属陣営の選択はすべて「新規部隊作成」時に行い、ゲーム開始後の敵陣営への変更はできない。ただし、グリプス戦役の所属陣営は、戦役が開始される前であれば、変更することができる。
フォーメーションを決め、機体とパイロットを指定して、強力な部隊を編成しよう
ゲーム開始前の設定でもうひとつ重要なのは、プレイヤーが使用するフェイスとプレイヤー名を決定すること。これもゲーム開始後に変更することができないので、慎重に決めよう。
ゲーム開始後にまずやるべきことは「部隊編成」だ。部隊にはあらかじめ5機のモビルスーツと5人のパイロットが配属されている。取ることのできるモビルスーツのフォーメーションは4機編成と5機編成(ただし、「搭載値」の関係で当分の間は4機編成しか採用できない。搭載値の上限は、プレイヤーである部隊長のレベルや階級の上昇にともなって、少しずつ増加する)。フォーメーションは、あらかじめ用意されているものの中から選択・設定する方式で、非常に簡単。選択されたフォーメーションにより、機体の配置位置はもちろん、使用武器や機体ごとの行動方針も自動的に決定される。選択できるフォーメーションの数は、プレイを進めるうちに徐々に増えてゆく。
選択したフォーメーションの機体配置位置に出撃させる機体を配置し、搭乗させるパイロットを指定したら、部隊編成は完了。戦功をためるなどして「改造パーツ」を入手している場合は、モビルスーツに改造パーツを装備することもできる。編成画面下部にある「訓練」ボタンをクリックして、部隊長の「成長タイプ」やスキルの習得順を変更することも可能だ。
パイロットは、「パイロット補充」を申請することで、ランダムに表示される中からひとりを選んで補充できる(1回申請するたびに「申請可能回数」が1消費される。申請可能回数は1日につき1増加する。上限は9)。
機体は、戦闘で獲得できる「補給ポイント」を使って購入することが可能。補給リストに表示される機体の種類は、「開発ポイント」を使用し、新たな機体を開発させることで増やすことができる。開発に必要なポイントは、高性能な機体ほど高い。
そのほか、トレードやマーケットを利用して、他のプレイヤーと機体や消費アイテム、補給ポイントなどをやり取りしたり、機体を売買したりすることも可能だ。
オンラインプレイでは、他のプレイヤーと協力し合う「任務」をぜひ楽しもう
用意された戦闘エリアは、地上、宇宙ともに7エリア。地上と宇宙とは自由に行き来できる。ただし、部隊が配備される戦闘エリアは、進行中の作戦によって決定され、プレイヤーが選択することはできない。各エリア内には「最前線」「前線」「通常」「後方」「最後方」の五つの戦線が存在し、自由に移動することが可能。もっとも最初のうちは「最後方」以外の戦線で戦闘に勝利することは難しい。実力がつくまでは、実質的に最後方固定となるだろう。
そのままでも戦闘は一定時間おきに発生するが、ログインして楽しむならばぜひ「任務」にも参加しよう。プレイヤー同士が協力して行う戦闘で、基本的に3部隊同士の対戦となる。任務には「通常任務」「長期任務」「特殊任務」の3種類があり、自分で任務を取得することも、他のプレイヤーが取得した任務に参加することもできる。
特殊任務では、NPCを協力部隊として要請したり、さまざまな効果を持つ「消費アイテム」を使用して、通常とは異なる戦闘を行ったりすることが可能。特殊任務には、陣営全体の任務成績数を比較して、任務全体の勝敗が決定される「競合任務」もある。
ワールド(サーバ)内のプレイヤー全員が同時に参加可能な「大規模任務」も用意されている。大規模任務では、参加プレイヤーの投票で侵攻ルートが決定され、ルートによって作戦に登場する原作キャラクタや戦闘マップが変化する。4回の戦闘が行われ、最初の3戦では大規模任務に参加した全プレイヤーが戦闘を行うが、最終戦にはそれまでの戦闘で優秀な戦果を収めたプレイヤーなど、選抜された20名のみが参加できる。大規模任務の勝敗がそのまま「作戦」の勝敗となり、宇宙世紀の歴史を決定する。
作戦は、基本的に1週間を1サイクルとして進行する。2日の準備期間と5日の作戦期間で構成され、最後に大規模任務が発生して、勝敗が決定される。このサイクルが13回繰り返されるとすべてのストーリーが完了し、1クールが終了する仕組み。クールの終了後はワールドがリセットされ、再度新たなクールがスタートする。