純思考型のパズルゲーム。新たなブロックを追加するか、フィールドを回転させることにより、同色のブロック4個以上を一列に並べて消してゆく。足りないブロックを追加し、フィールドを回転させてブロックを消去する
「-R-」は、新規ブロックの追加とフィールドの回転とを組み合わせることにより、指定された手数以内でのフィールド内全ブロックの消去を目指すパズルゲーム。ただブロックを消すだけでは真の解答とはならない。収録されたパズルの数は、6レベル計100問。「フィールドそのものを回転させる」というアイデアが新鮮で楽しい。
ルールは簡単。フィールド上のブロックは、同色のものが縦横斜めのいずれかの方向に4個以上一列に並ぶと消滅する。ブロックを個別に移動させることはできないが、フィールド全体を90度単位で回転させることは可能。回転を確定させると、その時点で空中に浮いているブロックがすべて床に向かって落下する。この動きを利用することで、ブロックを並べ替えることができる。ブロックの数が足りない場合は、設定した色のブロックを、横位置を指定して追加できるようになっている。
ブロックの追加は、ブロックを1個落下させるごとに1回、またフィールドの回転は、回転させて角度を確定した時点で1回とカウントされる。プレイヤーの操作回数が、ステージごとに指定された最短操作回数以下であれば、「Solved(解決済み)」となる。
6色のパレットを回して色を決定し、カーソルで位置を決めてブロックを配置する
操作は、キーボードまたはゲームパッドで行う(PSコントローラを対象に初期設定されているので、それ以外のゲームパッドを使用する場合は、付属のキーコンフィグツール「RKeyConf.exe」を使用して設定し直す)。ゲーム中の操作は、【S】キーでブロックの配置。【S】キーを押すと、新たなブロックがゲームフィールド内のカーソル位置に出現する。その位置が空中の場合は、そのまま真下に落下する仕組み。カーソルの位置は【↑】/【↓】/【←】/【→】で自由に移動させることが可能。オプションで「Guide」の表示をONに設定しいる場合(初期設定でON)は、ブロックが落下する地点に四角い枠がガイド(補助カーソル)として表示される。
【A】はブロックパレットの表示。「-R-」では赤、青、緑、ピンク、オレンジ、グレーの6色のブロックが使われる。【S】キーを押したときに配置されるブロックの色は、画面右端のペインやカーソル、補助カーソルの色で確認することが可能。配置されるブロックの色は、【A】を押しながら【←】/【→】を押して、パレットを回転させることで変更できる。【X】でブロックパレットの表示と左回転、【C】で同様に右回転させる簡易操作も用意されている。
操作を間違えた場合は、ノーペナルティで最大20手まで戻せる
【Z】は回転モード。【Z】キーを押すとゲームフィールド画面全体が縮小表示される。この状態で【↑】/【←】/【→】を押すと、フィールド全体を90度単位で回転させることができ、【Z】を離すと回転が確定する。操作回数は、確定したときにカウントされるため、試行錯誤しながら画面を何回回転させてもよい。回転前の角度に戻して確定した場合も、操作回数としてカウントされない。
【W】はUndo。【W】キーを押すと画面にそれまでの操作履歴が縮小表示され、プレイヤーが選択した時点の状態まで戻すことができる(最大20手分)。操作回数もその時点まで戻る。
パズルのレベルは1から6までの6段階。各レベルにはそれぞれ20(レベル5と6のみ各10)のステージが用意されている。チャレンジする順番は特に決まっておらず、プレイヤーは挑戦してみたいレベルとステージを選んで、自由にプレイできるようになっている。
ステージの選択は、まずレベル選択画面でレベルを選択し、次にステージ選択画面でチャレンジしたいステージを選ぶ。画面右側には、ステージの縮小画面に加え、解決済みステージに「Solved」の文字が表示されるため、次にチャレンジするステージを決めやすい。