ブラウザで表示されたページを、IEのツールバーからワンタッチでキャプチャできるソフト。「Capture It! ツールバー for I.E」は、現在ブラウザで表示されているページの内容を画像として取り込み、ファイルに保存できるIE用の画面キャプチャソフト。IEのツールバーとして動作し、ブラウザ画面内ですべての操作が完結するようになっている。キャプチャした画像をTwitter/TwitPicに投稿/アップロードすることも可能。Yahoo!の検索機能を利用したWeb/画像/動画検索も行える。
利用できるキャプチャモードは、
- 任意の矩形領域がキャプチャ対象の「キャプチャリング」
- ブラウザ画面内がキャプチャ対象の「ブラウザ全体」
- ページ表示領域のみがキャプチャ対象の「表示領域」
の3種類。「ブラウザ全体」では、ツールバーやフレームなども含め、ブラウザ画面のすべてがキャプチャ対象となる。「キャプチャリング」では、キャプチャ範囲をユーザが指定する。ツールボタンを押すと、表示領域内にキャプチャ範囲を指定するためのヘアラインカーソル(十字カーソル)が表示される。キャプチャ範囲の指定は、マウスの左ドラッグで矩形領域の対角を指示すればよい。さらに「キャプチャリング」では、【Shift】キーを押している間、カーソル周辺が拡大表示される。カーソル位置は、キーボードのカーソルキー(【←】/【↑】/【↓】/【→】)で調整することが可能で、1pixel単位の範囲指定も正確に行える。キャプチャされた画像は、所定のフォルダに自動保存される(保存先のフォルダは固定されている)。ファイル名も日付と時刻から自動的に決定されるため、まさにワンクリックでどんどんと画面キャプチャを行うことができる(「ブラウザ全体」「表示領域」)。キャプチャ画像はJPEG形式で保存される。
ユニークな機能に「キャプチャしてつぶやく」がある。キャプチャ後にTwitter/TwitPicに自動投稿/アップロードできるもので、あらかじめTwitterのアカウントを指定しておけば、画像はTwitPicにアップロードされ、つぶやきはTwitterに投稿される。Twitterへのつぶやき書き込み時には、TwitPicの画像URLやキャプチャ元WebページのURLを短縮URLで含めることも可能。URLの埋め込みは「Capture It! ツールバー」によって自動処理されるため、ユーザは「URLを埋め込むかどうか」だけを指定すればよい。