ウイルスをはじめとする不正プログラムの検出、インターネット経由での攻撃、フィッシング詐欺などからパソコンを守ってくれる、パーソナルユーザ向けの“定番”セキュリティ対策ソフト。パスワードやクレジットカード番号などの個人情報を保護する機能、Webサイトの安全性をチェックする機能なども備える。「ノートン インターネット セキュリティ」は、パソコンを取り巻くさまざまな危険や潜在的な脅威を未然に検知・駆除し、安心して使える環境を提供してくれる総合セキュリティ対策ソフト。
- ウイルスやスパイウェアを駆除したり、安全な場所に隔離したりする「コンピュータ保護」
- ネットワーク経由での不正侵入や、パソコン内からの情報漏洩を防ぐ「ネットワーク保護」
- ユーザアカウントやパスワードなどの個人情報を保護したり、Webサイトの危険性を事前に警告したりしてくれる「Web保護」
の三つの主要機能に加え、パソコンの利用状況を監視するモニタ機能やイベント履歴参照機能なども搭載。新バージョン「2011」では、従来以上の軽量・高速化が図られ、快適に動作するようになったほか、「ダウンロードインサイト 2.0」の追加などが行われた。「コンピュータ保護」では、パソコンを常に監視してウイルスの検知や駆除を行う。手動でのスキャンやスケジュール設定による自動スキャンも可能。ウイルス定義ファイルの自動取得に加え、未知の脅威を検出する技術や、インターネット上で共有する最新情報を利用することで、安全性を高めている。
パソコン内の全ファイルや、特に重要な実行ファイルの安全性をあらかじめ評価しておく「評価スキャン」機能では、ユーザによる任意のスキャン実行が可能。自分のスキャン結果とユーザコミュニティの評価との比較なども行えるようになった。
「ネットワーク保護」では、ウイルスメールのチェックや不正アクセスからのブロック、未使用ポートの遮蔽などによって、ネットワーク利用の安全性を高めるほか、Windows自体やアプリケーションに潜む脆弱性をチェックし、保護してくれる。
「Web保護」では、Webサイトへのログイン情報やクレジットカード情報などを安全に保存することが可能。さらに、ログイン情報を入力する手間を省いたり、Webブラウザに組み込まれるNortonツールバーやWebページの検索結果上で、ページの安全性を確認したりできる。ダウンロードしたファイルの安全性をチェックする「ダウンロードインサイト」では、Internet ExplorerやFirefox以外のアプリケーションへも対応が拡大された。
そのほかにも、
- 24時間以内のサイバー犯罪の発生状況を世界地図で確認できる「脅威活動マップ」
- 子どもが参照したサイトや検索した語句などの統計情報を知ることができる「Norton Online Family」
- 重要なデータをネットワーク上に保存できるオンラインバックアップ機能
- WebページのURLを入力すると、事前に危険性を教えてくれる「Norton セーフウェブ」
などの機能を搭載。さらに、- 過去3ヵ月以内に検出された脅威やアプリケーションのインストールなどのイベントを参照できる履歴機能
- CPUやメモリの利用率をリアルタイムでチェックできるモニタ機能
- パソコンの起動を高速化する「ブートボリュームの最適化」
- 有害サイトへのアクセスや使用できるアプリケーションをユーザごとに制限できる保護者機能(別途インストールが必要)
- ブータブルCDやDVD、USBメモリを作成できるリカバリーツール(別途ダウンロードが必要)
なども利用できる。※本稿はβ版をもとにまとめられています。正式発売される製品版とは内容が異なる場合があることをあらかじめご了承願います。 (編集部)