大変にお待たせいたしました。ようやく「CrossOver Mac 9 Standard」のリリースです。Ver.9では、Office 2007でのクリップアート使用(Wordのみ)、VBのサポート(Excelのみ)、インストール画面のユーザインタフェース改良などの機能強化が行われています。また、新しいインストール方法が採用され、「CrossOver Mac」上で動作するアプリケーションの可能性が広がりました。「CrossOver Mac」が正式にサポートしているすべてのアプリケーションのインストール情報は、「CrossOver Mac」と一緒にインストールされますので、使用したいアプリケーションがアプリケーションリスト内にあれば、すぐに使用できます。必要なライブラリやコンポーネントも、選択してボトルにインストールすることができるので、以前のバージョンよりも動作させる環境を構築しやすくなりました。
そして「C4P」と呼んでいるファイルで、アプリケーションのインストール手順や設定を記述できるようになりました。C4PファイルはXML形式のファイル(「レシピー」と呼ばれています)で、あるソフトウェアパッケージをインストールし、実行するために必要な情報がすべて記述されています。
C4Pファイルの採用により、もし「CrossOver Mac」のアプリケーションリストに、動かしたいアプリケーションがなかったとしても、「CrossOver Mac」開発元のCodeWeavers社のサイトでそのアプリケーションのC4Pファイルが公開されていれば、いままでよりも簡単に未サポートアプリケーションをインストールすることが可能です。
CodeWeavers社のサイトでは、現時点で170を超えるC4Pファイルが公開され、常に新しいファイルがアップされています。C4Pファイルを使ったインストールは体験版でも可能ですので、ぜひ使ってみてください。
より使いやすくなった「CrossOver Mac 9 Standard」をどうぞお試しください。
((株)ネットジャパン)