テキストだけでなく、画像や図形、ファイルを自在に取り込んで、メモを作成・管理できるソフト。「Confidante」は、メモの作成・編集から整理・検索までを行える多機能メモソフト。メモには、テキスト、画像、図形、ファイル、ショートカットなどをフリーレイアウトで書き込むことが可能。タグでメモを分類・整理することもできる。強力な検索機能も搭載する。
メイン画面は、縦に三分割されたデザイン。左側から、
- メモをフォルダで管理する「ワークスペース」ビュー
- 「ワークスペース」ビューで指定したメモが表示される「メモリスト」ビュー
- メモの編集を行うための「メモ」エディタ
が並ぶ。「ワークスペース」ビューでは、検索やタグによる分類、削除されたメモが保管されるごみ箱なども利用できる。3ペインの中でも、ソフトの大きな特徴になっているのが、自由度が高く、多彩なオブジェクトを利用できる「メモ」エディタ。テキスト、画像、図形、ファイル、ショートカットを画面上に自由に配置でき、各オブジェクトをドラッグで簡単に移動させることができる。
テキストは、フォント、文字色、文字修飾(太字、斜字、下線、取消線)を、文字単位で指定することが可能。箇条書きや番号付き箇条書きにすることもできる。図形は「四角」「角丸四角」「楕円」といった基本図形に加え、線や矢印、数式、さらにはクラス図を描画することも可能。単色やグラデーションで塗りつぶすこともできる。貼り付けることのできる画像はBMP/JPEG/PNG/GIF/EMF形式のもの。作成したオブジェクトやメモ全体を画像として保存することも可能だ。
メモをタグで分類することも可能。ひとつのメモに対して、複数のタグを設定できる。タグは、ユーザがあらかじめ定義しておく必要があるが、階層構造で定義することも可能だ。
検索機能は豊富かつ強力。全文キーワードのほか、タイトル、タグ、期間を条件に検索を行える。期間検索では「更新」「作成」「アクセス」が、過去×日間、×週間、×ヵ月間、または指定日付内に行われたものを検索できる。ユーザの指定した検索条件は「スマートフォルダ」に保存することができ、以降、スマートフォルダを選択すると、検索条件に合致したメモが「メモリスト」ビューに表示されるようになる。
「ワークスペース」ビューでは、メモをフォルダで管理でき、同一フォルダ内のメモをまとめて開くこともできる。フォルダを「アクティブフォルダ」に指定すると、アクティブフォルダ内のメモと「メモ」エディタで開かれているメモとが同期される。
そのほかにも、
- メモのバックアップ/復元
- キーボードショートカット
- 余白のダブルクリックによる標準図形の作成
といった機能を備えている。