日数計算や関数計算も可能な電卓ソフト。テンキーで操作することも可能で、テンキーを使ってすばやく計算できる。「MD電卓」は、実際の電卓と同じような外観を持つ多機能電卓ソフト。
- 最大12桁に対応した「四則演算」
- 三角関数や指数、対数関数、変数などを使える「数式/関数」
- 日数の加算・減算を行える「日数計算」
の各モードを備え、多彩な計算を行える。コンパクトな「小さい電卓」と、約3倍のサイズの「大きい電卓」とをボタンクリックで切り替えることが可能。「大きい電卓」では文字通り、ボタンや文字も大きくなり、見やすくなる。「四則演算」では、一般的な電卓と同様の機能が用意され、12桁までの四則演算、平方根、%およびメモリ計算を行える。Windows標準の「電卓」との違いは、動きが実際の電卓とほぼ同じであること。例えば、計算結果が12桁をオーバーするような場合、Windowsの「電卓」はそのまま指数表示に移行して計算が継続されるが、実際の電卓では「E表示」になり、その時点で次の操作を受け付けなくなる。「MD電卓」も「E表示」になり、実際の電卓と同じため、わかりやすい。
操作は、画面上のボタンのクリックで行えるのはもちろん、キーボードのテンキーで行うことも可能。特に実際の電卓の操作に慣れた人には扱いやすく、スピーディに計算できる。
「数式/関数」では、三角関数や指数関数など、計11の関数を利用できる。三角関数の角度指定は十進角度指定で行う(例えばsin(90°)はsin(π/2)ではなく、sin(90)と指定する)。計算は、括弧を含めた計算式をそのまま入力することで行える。AからZまでの変数を利用することも可能。(複数の式を記述することで)先に定義した変数値を次以降に定義した式でそのまま使用でき、複雑な計算経過もわかりやすく整理・記述できる。
「日数計算」では、
- 二つの日付の日数差を計算する「経過日数計算」
- 起算日からの経過日数を指定し、何年何月何日になるかを計算する「日数加算計算」
を行える。経過日数計算では、経過した日数が10進数で表示され、起算日を誕生日とした満年齢も表示される。日付の指定は、西暦・和暦のいずれでもよい。日付を入力すると自動的に西暦・和暦変換が行われ、同時に曜日と干支が表示される。