国際共通コードの「EAN」「JAN」や物流商品コードの「ITF」など、さまざまな規格のバーコードを作成・管理できるソフト。「BarCode作成管理くん」は、バーコードのタイプを指定して、値を入力するだけで、簡単にバーコードを作成できるソフト。作成したバーコードはデータベースで管理され、編集や再利用を行うことも容易。バーコードをファイルとして出力することもできる。(誤り検出や捏造防止のための)チェックデジットの自動作成やサイズ/角度の調整なども可能だ。
作成できるバーコードのタイプ(規格)は、「QRCode」「Code39」「Code49」「Code93」「Code128」「PostNet」「NW7」「JAN8」「JAN13」「EAN128」「ITF」「UPC」「JapanesePostal」など、計20種類。日本国内の流通商品に付けられる「JAN8」「JAN13」、医療機関や公共料金の支払いにも利用される「EAN128」、米国電子部品工業会(EIA)や米国国防省などで標準採用されている「PDF417」、2010年から国内の流通業界に導入された「RSS14」など、さまざまな規格が網羅されている。
バーコードを作成するには、(1)バーコードの規格を指定し、(2)識別名とコード値を入力すればよい。作成されたバーコードはプレビューで確認できる。必要に応じてサイズ(横幅/高さ/DPI)や角度(0/90/180/270度)を調整することも可能。さらに、チェックデジットの有無や、入力文字の表示/非表示、ITF Bearer bar(ITF規格のバーコードを読み取る際に発生しやすい桁落ちを防ぐための外枠)の表示/非表示を指定することもできる。バーコードは、ビットマップ画像かメタデータで出力できる。
バーコードを登録しておくことで、次回以降の起動時に登録済みのものを読み込んで、設定を変更したり、再利用したりできるようになる。検索機能も備え、登録済みのバーコードから指定文字列が含まれるものを絞り込むことも可能だ。
そのほか、
- バーコードのクリップボードへのコピー
- Excel/CSV形式のファイルからのデータインポート
などにも対応する。